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今日は有賀薫さんのミングルのお話、明日は #note酒場 へ

今日、スープ作家・有賀薫さんが作られたごはん装置「ミングル」のお話を聞きに、新宿にあるリビングデザインセンターOZONEへ行ってきました。

ごはん装置「ミングル」とは、キッチンと食卓が合体したもので、キッチン(ご飯を作る場)という枠を超え、食を通して人と人のコミュニケーションを活性化させ、生活を豊かにする装置のよう思えます。

「切る・焼く・食べる・洗う」を一手に引き受けてくれるそんな装置。

やれる人がやる。やりたい人がやる。
みんなで、ぐるぐる料理する。
だから、ミングル。
新時代のごはん装置「ミングル」を自宅に作ってみた話|有賀 薫|note

キッチンを中心に家のリノベーションを考えていた有賀さんが、ふらっとオゾンに立ち寄ったことがきっかけで、このリノベーションはスタートしたとのことです。

・できるだけキッチンを小さくしたい
・キッチンから飛び出したい

など、有賀さんのスープ作家としての熱意を前に、その要望に答えらるようコンサルタントの方は会社さんを探すことに奮闘されたそうです。しかも、相談と依頼先の会社さんを探すのはなんと無料!だそうです。(有料プランもあり)

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そして15ヶ月かけて(途中職人さん不足等が重なりいつもこれぐらいかかるわけではないそうです)完成したリノベーションはこちら。

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マヨネーズ出してくれる?の要望に簡単に答えられる導線。手の届くところにものがある、など動きの合理化をも検討されて作られたとのことでした。

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ミングルを囲んだ食事の様子。人との距離感が絶妙のため会話が弾むそうです。引き出しも備えているため、誰もが容易に取り出すことが可能ですし、真ん中にIHが組み込まれているため誰もが「調理する人」にもなれます。

普通のキッチンだと「作る」や「あれとってくれる?」で動く人がほぼその家の主になることが多いけれどミングルは平等です。

しかも、棚にご注目ください。上から2段目、ブックエンドがなんとお鍋なんです。

スープ作家でいらっしゃるだけあり、お鍋を所有している量が半端なく、リノベーション前は置き場所がなく床にずらっと並べていたというぐらいにお持ちだからこそできる技ですね。かわいい。

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ただ焼くだけで料理になる。
写真を撮り損ねてしまったのですが、ナスを焼いただけ、とおっしゃっていたスライドがありました。「油でナスを焼いてちょっと醤油を垂らすだけで美味しい。もしこれがキッチンから出されてきたものだと、味気ないものになるかも知れませんが、目の前で焼いて食べると全く違う」的なことをおっしゃっていました。

焼くだけで美味しいというのは、焚き火などアウトドアで料理するのもまさにそれだと思うんです。焚き火が私大好きなんですが、焚き火を囲うのとも似ているよな気がして、ミングルという装置が好きなのかも知れないです。

ただ、油が豪快に跳ねてしまうものはミングルには向いていないかも知れませんともおっしゃっていました。

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最後の片付けまで素晴らしい導線です。
食べ終わるとだらっとしてしまいがちになる片付けも、ミングルだとサササッと最小限の動きで終わります。

シンク周りに洗い物を寄せ、シンクに近い人がチャッチャと洗い、あとは食洗機に突っ込んで終わり。まさに動きの合理化。

私は多分今後も賃貸住まいかと思うので、ミングルを作るということはないかとは思うのですが、いつかミングル付賃貸が生まれることを切に切に願っております。

新刊が10月24日に発売されるとのことでとても楽しみです。

有賀さんは明日note酒場へもご参加され、スープを提供してくれるそうで私も参加予定なので楽しみです。

こちらのnoteを読んだら、昼と夜だと人の入りが圧倒的に違うそうで、私はお酒飲めずビアホールの雰囲気が馴染めそうにないのでお昼に参加しようと思います。

参加者一覧を見てお話してみたいなぁという方が数名おられたのですが、昼に来るのか夜なのかわからないので運ですね。

不特定多数の人がいるところに行くのは緊張するなぁ…。


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最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。