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現代アーティスト 内藤礼が問う「命」

2022年1月28日掲載

中沢新一さんの内藤礼論のタイトル「この光は夜生まれることを望んだ」ってのいいなあ。さすがのセンスです。

さて、記事にも書きましたが。

昔、東京都庭園美術館で開催された、内藤さんの展覧会でこんなことがありました。

作品をぼ〜っと見てたんです。結構他にも人がいましてね。僕の横に母娘がいました。娘さんは小学校低学年くらいだったかな。

美術展ですからね。みんな静かです。場所によってはヒソヒソ声も聴こえますけど。

そんな中で彼女がお母さんの袖を引っ張ったんです。それで小声で囁きました。

「おかあさん」

「なに?」

「大好き」

ゾクッときました。泣きそうになりました。

なんと素直な、これ以上ない表現だろうか。

まわりの人も同じ思いだったのでは。

どういう意味かって?記事には駄文をダラダラ綴ってますが、とにかく内藤さんの作品を見てほしいとしか。

この話ね、いつか内藤さんに伝えられたらいいなあって思うんですよ。


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