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文章を早く書く意義とは?

文章が早く書けるようになるといろいろなことが可能になってくる。

例えば、毎日ブログを書いている人は、
その時間の長さが5分の1位になったらどうだろうか?
メルマガやKindle本を書いている人にとってもそうだ。

時間をかけたくないからといって、AIに行ってしまう人も多いが、
やはり出てきた文章を手直しすることもしているので、
時間にしたら大差は無いかもしれない。

しかも、自分の言葉で書いた方がしっくり行く。

私はKindle出版プロデューサーをしているが、
人に文章を書かせるということがタスクの中に含まれる。

もちろん著者に丸投げで書かせれば良いと言えば良いのだが、
大抵の著者は経験値が豊富ではないので、
書き上げることが大変難しい。

どうして難しいかと言えば、途中で悩んでしまうからだ。

執筆時間に1ヵ月も2ヶ月もかけていたら必ず迷う。

執筆するときの鉄則としては、
立ち止まらずに最後まで書き抜ける
ことだ。

まずこれをしてから後で直せばいいだけのことではある。

初めて執筆するような場合は、どうしても1文1文の意味を考え、
流れを考え、読み直して、これではダメだなんて、
折角、書いたもの否定してしまう。

その結果、書いた文章を消してしまい、
また1から書き直すなんてことも起こる。

これでは、いつまでたっても1冊書き上がらない。

Kindle本は趣味だからと言ってしまえば、
それまでであるか、
やるからには、結果を出さないと、
先へ進むことはできない。

だから、考え込まずに最後まで、一旦、書いてみる。

これをお勧めしたい。
ただ、人間、時間があるとどうしても迷うものだ。
だから、高速で書く技術と言うものを用意しておく必要がある。

実際にはマンツーマンで1冊書いてもらうと言うこともあるので、
その場合は目次構成を作るところから関わって、
その中で何を言うのかまで一緒に用意して、
それを音声で入力し、文字起こしをする。

ここまでであれば4、5時間あれば可能です。

この4、5時間の中で、マンツーマンで向き合っているときに、
あまり、ああだ、こうだと悩む余裕はありません。

だから結果的に書けてしまいます。
書ければ後は校正し、推敲し、調整していくだけの話なので、
ゴールが見えてきます。

例えば、こう考えてください。
1冊分の原稿がある状態と、全く原稿がない状態。

前者であればもう一踏ん張りなのでやりきれるかと思います。
後者であれば1からやらなくてはいけないので、
大変な道のりが想像できるでしょう。
結果、先送りややらないという選択が出てきます。

時間を早くすることによって、
全体にかける校正や推敲の時間が長くなります。

その結果、悩みながら書いたものと大差がない状態になります。
後は何冊も書いていく中で、スキルが上達し、
書くことの意味がわかってきて、
それをビジネスや自分のライフワークに
つないでいくことができるようになります。

だから、無駄に長く執筆時間を取るのではなく、
一旦、最速で書いてしまって、
その後推敲するなりして完成させればOKです。
そのために高速で書くことをぜひ覚えて欲しいしやってほしいと思います。

小説を早く書く方法はこちら。


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