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Nobu-Oh
2024年1月12日 21:07
タイトル通りですが、ちょっと昔に世界一周しました。時期は2008年7月から2009年3月までの8ヶ月。その後に旅を通して好きになったボリビアでボランティアをしたりグアテマラでまったりしたり...その後は旅らしい旅もせず結婚して子どもができたりでドタバタ生活。ようやく最近落ち着いてきた感じです。そんな中、家の片付けをしている時にふと見つけた当時の日記。文章を書くことが苦手な私ですが
2024年5月19日 16:01
ひたすら道を歩く。少しずつだが雲が増えてきたおかげで、夏の日差しが和らいで歩きやすくなった。しかし、いまだに街らしい景色は見えてこない。視界に入ってきた建物といえば民家と思わしき建物のみ。とはいえ久しぶりに建物を見た。一本道とはいえあとどのぐらいで街につくかは予想ができない。店や食堂なら腰を下ろせるかと思い、なんとなく視線を向けてみた。残念ながら民家だった。玄関先のベンチ
2024年5月12日 15:25
見渡す限り田んぼ・畑しかない一本道をただ歩いている。空は晴れ渡りとてもいい天気。青空に白い雲が映えている。白い雲を見ながら風に吹かれているとあの曲が頭の中に流れていく...『宿はあるのかな...』バックパックを背負い、私はひたすら一本道を歩いていた。*****パークセーからワットプー遺跡に行くために、遺跡近くの街【チャムパーサック】へのツアーを申し込んでいた。早朝、宿
2024年5月5日 17:56
パークセーでの一日はとても有意義なものであった。朝食は街歩きも兼ねて外に出ると目に入ってきた食堂で済ます。それなりに人がいたので入ってみたが、サワンナケートと同じように麺の店だった。ラオスの朝食は麺が一般的なのかな?そんなことを考えながら注文を済ませ待っている時に周りの様子を見ていると、皆同じように出てきた丼に何かをかけている。同じ小瓶がテーブルに置いてあるので見てみるが、なん
2024年4月28日 13:19
街歩き・散歩どの言い方がいいのかは分からないのだが、旅をする前はこういったことをすることはなかった。それが今や一日の大半を費やしている。行く当てもなくぶらついていると立派な建物が見えた。ラオスに入ってからよく見るようになったお寺のようだ。仏教国であるタイでも見ていたのだが、そこまでの大きさはなくとも街の至る所にある印象があり、ここにもあったかといった気持ちで眺めていた。塀の向こ
2024年4月21日 16:11
荷物入れに収納されたバックパックが取りづらい位置に押し込まれたのを確認して、私はバスに乗り込んだ。これまでの旅の中でも、最もと言っていいほどのいい経験をつむことのできたサワンナケートを離れ、私はパークセー行きのバスに乗っている。昨日確認した通り、宿の時刻表よりも早い時間のバスに乗ることができた。予定通り着けば昼過ぎにはパークセーに到着する。『今度もいい宿を見つけられるといいな...
2024年4月14日 15:49
バスターミナルから宿へは順調に戻ることができた。行きのことがあるので昼食を取りながら地図を確認していたが、よく見てみると宿の主人が言っていた【真っ直ぐ】行く道が違っていた。私が通っていたのは街の中で一番広い大通り。宿の主人が伝えたかった真っ直ぐの道は、宿を出て大通りとは反対に向かった先の通りの方だった。確かにその道を通り戻ってくると30分もかからず見慣れた街並みが見えてきた。昨日
2024年4月7日 14:25
窓から差し込んでくる陽の光。近くから聞こえる鳥のさえずり。サワンナケートの朝はとても気持ちの良いものだった。昨夜は夕食を終え色々と考えながら宿へ戻ってきた。フロントでは夕飯前と同じように宿の人たちが談笑中。私の顔を見ると、どうだった?といった感じで声をかけてきた。「Very Good !!」そう答えると、それはよかった。というような表情をしてくれた。不安はもちろんある。
2024年3月31日 10:13
『さてどうしよう…』バスを降りバックパックを受け取り考えた。どうしようと言ってもやることは決まっている。〝宿探し〟ビエンチャンではタカダさんと一緒だったが、今回はもちろん1人だ。『どこに行けばいいかな?』そんなことを考えていると声が聞こえてくる。「ホテル!ホテル!カモーン!」声のする方に目をやると、1台のピックアップトラックの前にいる男が手招きをしながら大声を出している。そ
2024年3月24日 10:00
出発時間が近づいてくると一台のバスがやってきた。考えてみれば旅が始まり初めて1人での長距離移動だ。周囲を見渡すと地元の人らしき人たちが数人と白人のバックパッカーが2、3人ほど。旅人の方が少ない。どうやらこのバスは現地の人向けのようだ。バスのドアが開き運転手が降りてくる。荷物を入れるスペースを開け待っていた人たちが一同に荷物を預けバスに乗り始める。私も貴重品が入ったバックは
2024年3月17日 14:18
今回は#9のおまけです。旅の話を書いていますが、メインの流れではないちょっとした内容を補足していきます。今回はタカダさんのお目当ての物についてです。※内容的に色々あるので今回は有料です。
2024年3月17日 14:12
いざ街歩きをしようと思ったが、どこへ行こう?ひとまず、宿に置いてあったビエンチャンの地図をポケットから取り出し眺める。とはいえ、観光スポット書いてあるのだが、ここです!といった感じのものではなく、なんとなくしか書いていない。それでもないよりはマシか...と思い現在地を確認すると近くに【パトゥーサイ】という場所がある。確か日本で調べていた時に読んだ気がする。とりあえず行ってみよう
2024年3月10日 14:29
ラオスフランスの植民地から独立し、その後の内戦により一党独裁・社会主義国家なのだが、近隣の国の影響・国民性もあり仏教が浸透している。【世界一何もない首都】というなんとも言い難い呼ばれ方をしている〝ビエンチャン〟が首都である。私がなぜ旅のルートとしてラオスを選んだかというと、話は世界一周を決め色々と調べていた時期に遡る。*****当時、海外どころか国内ね旅もさほどしたことがなかっ
2024年3月3日 14:34
肩を叩かれてハッとした。目を開けると先輩が立っている。「一旦休憩だよ」そう言ってバスを降りて行く。私も慌てて貴重品入れを持ち後に続く。バスから降りた人たちの流れにのって歩くと、トイレに着いた。状況を整理しよう。いや、整理するまでもない。どうやら私は熟睡していたらしい。用を足し外に出ると先輩がバスに座りっぱなしで固まった体を伸ばしていた。「初めての夜行バスはど