好きなアルバム(3):音楽番組

年末から新年にかけて、多くの音楽番組がテレビやラジオで放送されていました。

紅白第9ジルベスターコンサートは我が家の定番です。普段でも、テレビでは「題名のない音楽会」「ららら♪クラシック」を見ています。

最近、「ららら♪クラシック」で、ヘヴィ・メタルとクラシックの関連性がテーマになっていましたが、改めてこの番組の解説を聞いて、どういうところで影響を受け、楽曲の構造的にどう反映されているのかがよく分かりました。

ラジオ(Radiko)でも「クラシックの迷宮」「濱ジャズ」など、いくつかの音楽番組を録音して聞いています。

年末年始のラジオ特番で面白かったのは「Rock to the CLASSIC Part Ⅲ」
1回目は12月28日 milet ×蔦谷好位置
2回目の1月3日は ちゃんMARI×江崎文武
の2組がそれぞれクラシックについて語るラジオ番組でした。

紅白初出場だったmiletさんは曲を作る時は歌だけが目立ち過ぎないように、歌詞が楽曲に溶け込めるよう、曲のフレーズを作ってから、それに合う母音や子音を選ぶようにしているとか。ご本人は小さい時に聞いたドビュッシーに影響を受けていると話されていました。

最近、子供たちと家族で一緒にハマっているのは「関ジャム」「バズリズム」など、最近、若者に流行っている楽曲のコード進行ラップの韻の踏み方音楽性の高さについて、プロの目線で論理的に解説してくれています。

この流れで、最近、子供に薦められてテレビで見た常田大希(Milenium Parade / King-nu)の「破壊と構築」も彼の音楽づくりの舞台裏がわかり、クラシックとジャズ好きのオヤジが見ていても面白かったです。

自分もジャズのコード進行と音楽理論(バークリー・メソッド)を勉強しようと、以前、菊池成孔+大谷能生著の「憂鬱と官能を教えた学校」を読んでみたのですが、さすがに歯が立ちませんでした。

あとから2009年にフジテレビの専門チャネルで12回シリーズの音楽番組になっていたことを知りましたが、ぜひ再放送かオンデマンド配信で観てみたいです。

最後に坂本龍一著の「コモンズ:スコラ」も何冊か持っていますが、好事家にはこちらもお薦めです。

我が家は家族揃って、No Music  No Life. です。





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