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切られすぎても頑張る木

秋から冬にかけて
街路樹の枝は切られる
切られた姿がなんだか悲しいと思うのは
絵本の影響もあるだろうか。

シルヴァスタインの名作
この枝で、家を作るらしい


桜の頃はまだ葉は出ていなかった。



10日足らずでこんな感じに


とはいえ、切られ過ぎの木を見ると冬場にベランダに子どもを出す
という虐待を思い出してしまうのである。

葉が出て、生きていることを示してくれて嬉しいとも思うが
肥料なんかもあげているんだろうか。


与えても喜びを感じるというこの木の絵本を使って
感じたことを話し合うという研修をしたことがある。
「献身的な愛」と「無自覚な」搾取、甘え。

結論を出すためのものではなく
自分の心の動きをつかむ訓練だったような気がする。


いろいろ考えても
「どっこい生きてる」みたいな楽天的な捉えがなかなかできない。

でも、生きててくれてありがとう とは思う。人間は身勝手だよね。
一緒に頑張ろう とは言いにくいが
見ているからね 気にしているからね と伝えたいような。



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