僕が消えないうちに
見えないお友達を本当に作ってしまう子どもって
どのくらいいるのだろう。
見えないお友達がいるから
親が仕事をしていても一人でいられるし寂しくない。
ジャングルを探検したり潜水艦に乗ったりできる。
アマンダはそういう子だった。
むしろ、見えないお友達がいない友達と話が合わない。
昔、同僚が、自分の子どものことで嘆いていたことがある。
「みんなになじもうとしないで、ブランコに一人でいたりする」
ということについて担任から何か言われたらしい。
「自分がそういう子だったからわかる。別に寂しくもないのだ」
と彼女は言っていた。
そういうことってあると思う。
いじめに加わったりする子よりまともではないか。
アマンダの母親も、今は覚えていないが
そういう子だったようだ。
それから
「見えないお友達から離れて成長する」
ことから逃れようとしてこじらせた男が出てくる。
この話が原作になったアニメが冬に上映されるそうだ。
私にしてはネタバレしていないのだけれど
子ども向けの話だから
類推できるかもしれない。
でもたぶん、「え?」
と思う部分はありそうな。
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