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「詩の教室」を読む

本でも叱られるんじゃないか と思いながら読み始めたが
とてもやさしく励まされた。
詩から逃げ出したこともあり
生活のために別に仕事を持って
詩から離れていたこともあるそうだ。

今上手くかけなくても
いつか書けるかもしれないと言ってくれる。

善人なおもて往生をとぐ いわんや悪人をや
という言葉を挙げて
「才能のある人はすぐれた詩を書くことができる、まして才能のない人に
 優れた詩が書けないわけではない」
「幸せな人はすぐれた詩を書くことができる、まして不幸せな人に
 すぐれた詩が書けないわけはない」
と沢山言い換えて、示してくれた。

どんな人にでも、書けないわけではないし、
すぐれているとか驕ってしまってはいけないという事でもある。


この本の中に
国会図書館で詩を読む ということも書いてあった。
詩の本は、だいたい自費出版に近い感じで出版されるから
どの図書館にでもあるというものではないのである。

私自身
この本は、詩の図書館に頼んで、県立図書館から借りた。
県立図書館を指定したわけではなくて
県内の、ある図書館から取り寄せてくれるのである。
買わなくてごめんなさい とは思うのであるが。


ともあれ
腐らずに書いていこう と思った次第である。





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