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成功させるダイエットマネジメント(7)数値にこだわって惑わされるな

30年間ダイエットに失敗し続けている私が、今年の夏はTシャツ一枚で街を歩け寮にするために、経営マネジメントの知識を活用してダイエットに挑む五ヶ月間。
まずは一ヶ月計画して実践したことからのチェックポイントで三月に注意することなどを今回は書いてみる。

二月のアプリの結果は過去最高の運動量


佐賀のウォーキングアプリの地域の順位に一喜一憂

数字は友達にもなり、毒にもなる

前回の投稿では二月の行動量の結果を記した。
だから今回は数字の功罪についてPDCAのCの段階で気を付けることを書き残す。

薄々気づいていたけれど、数字は厄介な存在だ。
どれだけ歩いたか、運動したか、カロリー摂取したか、消費したかなど、数字は嘘をつかない。けれども、その数字の解釈次第では間違えてしまうことがある。裏切ることがある。

例えば、1日100キロ歩いたら東京に二週間で到着するつもりでも、佐賀から沖縄方向に歩き始めたら二週間経っても東京に到着しないように、「1日100km、二週間」という数字の基準は絶対ではない。方向性や指針が曖昧だと全く期待する成果が得られない。効率が悪い。

しかし、記録された歩数や距離、カロリーは絶対だ。機械が壊れていなければ、だが。そこは現代、信じよう。
信じてはいけない数字は「順位」だ。

他人と比べると間違える

佐賀県の健康増進アプリで「サガトコ」というものがある。全体で112000人が登録されており、毎日の歩数に応じて自身の目標や歩数、順位などがあらわれる。

この順位がクセ者で、地域で100位だったとして90位の人と1000歩しか変わらなかったとすると、なんとなく後一千歩歩いてしまおうと思ってしまう。競争は何も悪くないのだが、拗らせると厄介なものになる。

頑張りすぎるのだ。

頑張ることは悪いことではない、という思いからオーバーワークになって膝を痛めたりする。そしてダイエットは頓挫する。

今まで何度も繰り返してきたこと。成長しないといけない。
とか言いながら三月初日だけ頑張ってみた。


三月初日だけ一位になってみた。

こういうことである。
承認欲求なのか目立ちたがりなのか、それとも他の何かか。
もちろん今日現在はダダ下がりだが、もう順位は気にしてはいけない。
気にすべきは

三月に40万歩歩けるかどうか、だ。

2月は閏年、29日で37万歩。
ということで三月は気候も良いし40万歩に挑戦する、という数値目標を設定。
かなりのハードな数字だが挑戦することは悪くない。
ただし、最低目標を30万歩としておく。ここを達成できれば及第点とする。自分を信じることができる数字を30万歩、上に行けたら褒めまくる。自分を信じるから自信になるのよ。自己啓発のようなことをちゃんと言う。それでいい。

ということでまずは裏切らない数字を大切にすること。
体重が落ちたりするのはそこからだ。

数字の良いところ

アプリとスマートウォッチの連携で自身の心肺機能の様子も記録できた。
残念ながら平均より下であり、不健康が過ぎている。

裸を晒すより恥ずかしいが

しかしながら嬉しい発見があった。
ご覧のように不健康ながら右肩上がりにゆっくり心肺機能が改善されていくのがわかる。体重が落ちるよりも、実はこっちが嬉しい。喜んでいる。運動をやめなければ、よほどのことがなければ悪化しないだろう。

そして気づく。

俺の体は一所懸命生きようとしているのだな

体は生きようとしている。
痛めつけているのは自分自身だ。

これから数ヶ月の目標数値に
「心肺機能を平均まで上げる」というものを掲げる。
誰とも競わず、自分が行動すればそれでいいのだ。

なんなら競争で順位が上がっても健康は実感できないかもしれないが、心肺機能が改善すれば何より私がうれしい。そして多分実感できる。

これが数値管理の肝だ。

無理なノルマの売上管理はやっては行けないのだ。
どれだけ効果的な行動ができるのかを管理していく三月にする。
そして今夜も私は歩く。雨が降ったら歩かない。それだけでいい。

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