のぐみ。|一児の母

今日もあなたが大好きよ。 明日のあなたも大好きよ。 ママとこどもが優しい気持ちで過ご…

のぐみ。|一児の母

今日もあなたが大好きよ。 明日のあなたも大好きよ。 ママとこどもが優しい気持ちで過ごせる 「やさしいくじ」を目指して。

最近の記事

きらきらは輝き?煌めき?

むすこが突然私に聞いた。 「まま、きらめきってなに?」 星、ダイヤモンド、イルミネーション、 陽を受けた小川… フラッシュ暗算の如く、 猛スピードできらきらしたものたちが 頭を駆け巡った。 「きらきら輝くもの、かな……?」 答えた私は少し懐疑的だった。 輝くものなのだとしたら、 「輝く」とはどういうことなのだろう。 かがやきときらめきはどう違うのだろう。 考え出すと止まらなかった。 言葉と言えば国語辞典 まずは輝きを辞書で引いてみる。 かがやくことが

    • 5さいのわたし、おまたせ。

      初めて抱いた夢は「えほんさっか」だった。 個性あふれる絵とおはなしが 私にはじめての感情を教えてくれた。 正しさと理想を見せてくれた。 それはまるで、はじめて水族館で 視界いっぱいに広がる 魚たちのパノラマを観た時のような感動だった。 卒園アルバムの将来の夢に、 「あいどる」やら「けーきやさん」が並ぶ中、 私が書き記したのは「えほんさっかになりたい」。 不安も疑いもない、自信に溢れた 堂々たる大きな文字が並んでいた。 ギネスブックと百科事典、 図鑑がお気に入りだった幼稚

      • 2歳を迎えた息子へ

        幸せな人生を歩んでほしい。 周りからも幸せを願われる人であってほしい。 そんな想いで待ち望んでいたあなたの誕生から早2年。 頭にも届かなかった手も気づけば伸びてバンザイが上手になり、小さかった足はいつからか力強く大地を蹴って駆けるようになった。 表情も増え、言葉も増え、興味も増えた。 今のあなたにはどれだけ世界が輝いて映っているのだろう。 あなたのおかげで移り変わる季節の瑣末な変化に、小さな世界に目を向けるようになった。 大小様々なアリたちが毎日必死に生きている事。マン

        • 「である」ために敢えて離れる

          人はなぜ旅行をするのか。その答えは、「である」ためだと思う。高校の現代文で丸山真男著の『「である」ことと「する」こと』という小論文に触れた人も少なくないかと思う。あの小論文では政治的な大きな話が核であったが、人の日常というフェーズに視点を移しても同じ事が言えるのではないか。 「する行為」が「である位置」を保たせてくれる旅行を「する」事で私達は見た事のない景色に、人に出会い価値観を再構築する。あるいは星空を眺めながら一人内省する人もいるだろう。初対面の珍味や珍道中に日常のあり

        きらきらは輝き?煌めき?

          新生児最後の日に。

          腕の中で眠る事が何よりも好きな息子。そんな息子が新生児最後の日を迎えた。 1975gという体重で予定よりも3週間早く生まれてきた彼も、今では赤ちゃんらしくふっくらとして睫毛も伸びて、涙も出るようになった。指を握る力だってぐんと強くなった。 大人になると新たに出来る事が毎日増える人はそういないんじゃないだろうか。幼い頃は毎日が新鮮でキラキラしていたはずが、段々と同じ事を繰り返す毎日になってしまう。 それはもちろん必要な事もあるのだけれど、なんだか少し寂しくもある。 子ど

          新生児最後の日に。

          今更ながらスタート

          はじめまして。のぐみです。 一児の母になった事でおうち時間が、格段に増えたので始めてみました。 育児をして感じる事、趣味の映画や本の事。 少しずつ更新していけたらと思います。

          今更ながらスタート