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狙ってバズれない! バズっても売れない!! それでもバズを狙いたい #マープス

無料のマーケティング勉強会MARPS(マープス)の今日のテーマは、

「バズれば売上は上がるのか?」

バズの罠

バズには、大きく二つの罠(誤解)があります。

①ぜんぜんバズらない!

バズは狙って作ることが難しい。「拡散」させよう! と思っても無理。

 ×拡散させる
 〇拡散状態になるように共有したくなるコンテンツをつくる

②バズったけど売上が上がらない!

バズは、ネタがバズっているだけ。購入に至る「理解促進」「比較検討」「購入」のフェーズで、「購入」まで行くと思ってる人も多いが、実は、理解すら促進されない。

バズるための3要素

・Talk-able(話したくなる)

 期待とのギャップ(振れ幅)が大きいか、小さいか。

 ・5万円のフレンチ、5万円払ったからこれくらいだよね

 ・食べログ、ラーメン屋トップ100に入った
  →めちゃくちゃ注目度あがる
   →「相当うまいだろう」
    「1時間待ったぞ…うまくないとしょうちしないぞ…」
     →(うまいけど、こんなもんか)
      →口コミが低下する

 ⇒振れ幅が大きく鳴った時にバズる


 クチコミを刺激する琴線スイッチ
  ・驚き   :おもしろい! すごい!
  ・疑問・興味:自分はどうなんだろう? これって本当?
  ・発見・納得:便利!(役に立つ) なるほど!
  ・共感   :わかる!(自分もそう思う) 素敵! かわいい!
  ・感動   :感動した(泣いた) 考えさせられた
  ・怒り・疑問:これはないだろ! 許せない! これどうなのよ

・Buzz-able(話題になる空気)

 なんで今なの?

・Shareable(シェアのされやすさ)

 噛む情報(新聞のように思考が必要な情報)から、
 飲む(ライトに理解できる)情報

バズに関するまとめ

〇バズで売れるのは最寄品(スーパー、コンビニで日常に買うもの)だけ

〇買回り品(服や家電など、比較検討する商品)と専門品のゴールは、興味喚起や想起集合に入ること
 ・バズによって、認知の深みが増す、ことはある
 ・選択肢の上位に食い込む可能性がある

〇バズを狙った施策をする時は、期待値を適正化する(期待しすぎない)

提出義務のない宿題

目に入ったバズコンテンツをリスト化し、抽象化(パターン/法則化)してみよう

※琴線スイッチの解像度が上がります

感想

私が関わっている商材は、BtoBで、かなり購入までに検討が必要な製品です。それでもやっぱりバズりたいと考えるのは、それによって、購入時に競合より好意的に感じてもらえる可能性が高まることはもちろん、コンテンツの制作者として、バズれるコンテンツを作ることができる人と周りに認識されることで、好きなコンテンツを作れる、口出しされずに済むという個人的理由が大きいです。ただ、難しいことは十分わかっているので(そもそもバズった経験がない)、今の時代が解決したいことに合うか、琴線に触れる要素はあるか? どう感じてもらえそうか? コンテンツ作りの最中に考えて、反映させ続けたいと思います。自分の心で理解し、かみ砕くために、「提出義務のない宿題」は、やってみます。こういう時のために、X(Twitter)でブックマークしてるのだから。

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