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自分がこの道を選んだ理由。

 おはようございます。Noix_220です。
 今回は、自分がどうして福祉系の道を選んだのかについてお話しようと思います。
 これから福祉系の将来を目指そうとする中高生や同時期に社会福祉士になった方、先輩方にも幅広く読んでいただければ嬉しいです。内心ぶっちゃけて話します。


〇どうして福祉系大学を選んだのか。

 まず、福祉の道を選ぶことになったきっかけは大学受験。私は県立の福祉系学科のある大学に入り、卒業しました。なぜ、そこを選んだのか。

ズバリ、そこしか受験に合格できなかったから!

 高校時代は勉強よりも大好きなバレーボールに一生懸命で、気づけば引退(それも不完全燃焼)、進学校だったので周りの進路はほぼ100%大学でした。しかし、成績もよくて中の下か下の上くらい。自分の本当にやりたいことが分からないまま、受験モードの切り替えもうまくできず、結果第一志望の大学に落ち、受かっていたのは最低ラインの滑りどめ大学のみ。最悪、浪人もあるかと思いましたが、辛い勉強期間をもう1年耐えられる精神力も絶対ない…。そこで独自日程を組んでいた、後の進路先にぎりぎりで申し込み、運よく受かりました。保育系免許も取れる学科だったので、なんなら初めは少し興味のあった保育系志望。資格取得の明確なゴールがあるからいいかなと自分を説得。福祉の道第1歩はなんとなくなこんな感じ。結果、福祉の勉強は知っているだけで自分のためになることが山ほどあったので学んでよかったと思ってます。

〇どうして社会福祉士を選んだのか。

 先程もお話したように、私の卒業した学科は社会福祉士の免許だけでなく、保育士・幼稚園教諭免許も授業を受ければ自動的に取得できる学科でした。資格取れるもんはとっとけ精神。なので資格は二つとも持っています。でもどうして保育系の仕事ではなく、社会福祉士として働こうと思ったのか。

ズバリ、保育実習で苦い経験をしたから!

 とても消極的な理由ですが本音なので仕方ないですね。まあ、保育系はイメージ通り女性多数の職場です。実習でこそこそと嫌な雰囲気で話す先輩方がいらっしゃったんですよねぇ…。小・中学校と中々交友関係に難ありな私はその経験も相まって少し嫌な感情フラッシュバック。どの保育現場でもそんなことがあるわけではないと分かりながらも、少しでも胸がざわつく可能性があるのは嫌だと思ってしまった。まあ、保育系は人手も不足しているし、資格さえ持っていればいつでもできるかな!じゃあ社会福祉士の方が幅広い人に関われるし、よくない?最終的にはそんな軽い感じで選びました。

〇どうして社会福祉協議会を選んだのか。

 次は数ある福祉の職場の中でなぜ、社会福祉協議会を選んだのかについてお話しします。

ズバリ、職員さんみんないい人!事務作業楽しい!と実習で思ったから。

 そうなんです、今の職場、実は大学4年生の時の実習先です。同郷の先輩が実習したこともあって、情報を色々聞いて社協を実習先に選びました。そしたらまあ、職員の皆さんとても優しい、任される事務作業は楽しい、なんていい職場なんだ!と思ったわけです。実家からも近いので、お金のない社会人1年目にとってはお金もたまりやすいしありがたい。ただ、社協は毎年求人が出るわけではなく、時期もそれぞれ。なので、市役所を3か所受けていました。3つとも合格していて、なんなら1か所内定式まで出てました(笑)先輩方に経歴を話すとなんでうちに来たの?!と変に思われることもしばしば…。だって楽そうだったんだもん…と心中で言い訳してます。社会人1年目は未知だらけで不安も沢山、自分に甘々な職場にしました。ここまでは本音理由。
 表向きの理由もしっかりありますよ。

市役所より良くも悪くも地域の人との距離が近い、フランクだなと思ったから。

 社協は地域によって特色が様々ありますが、私の職場は地域のお手伝い屋さんイメージが強いかも…多分。地域のボランティア組織の活動に助成金で補助したり、ボランティアさんと一緒に配食用のお弁当作ったり、介護予防教室で体操を一緒にしたり…。毎日地域の人が窓口に来たり電話してきたり、ほんとに暮らしの何でも屋さんです(どんなことやっているのか、詳しくはまた後日書こうと思います)。ちゃんとした業務だけど、硬くならずお話できるのは市役所と違う部分だなあと感じてます。

〇1年働いてみての感想とこれから。

 そんなこんなで去年の4月から入職し、もう少しで早1年。働いてみて思うことはシンプルに

仕事楽しい。

ブルーに思う日もそれなりにあるけれど、それはまだ慣れてないから?と思うしほんの一部。やっぱり福祉関係の人は基本みんな優しい。
それから、社会人になって思うのは

「生きるって本当に大変」。社会人のみなさん生きているだけですごい。

 自分が困窮者の資金貸付を担当しているからなおさら思う。生きるだけでお金がかかるし、仕事以外にも生活のために自分でやることはたくさんあって忙しい。世の中お金に困っている人は思うより沢山いて、周りからは分からないだけ。

あとは大真面目に仕事しちゃいけない。

 これはもう少し、自分が働く上での課題。福祉職はなおさら、自分事と他人事をうまく切り離さないといけないし、誰かと仕事をするなら自分の正解が相手の正解とも限らない。あくまでも仕事。今まではほぼプライベートの自分しかいなかった。仕事の自分が必要だ。まあ、そこも慣れかな。仕事の中身とかについてはまたぼちぼち書こうと思います。
 
ここまで長かったですかね…?最後までちゃんと目に届く人はどのくらいいるのだろう…。
最後まで読んでいただいた方は本当にありがとうございます…‼
また次回もご縁があったら幸いです。自分も含めた大勢の幸せを願って。


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