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【商品企画】売れる商品は何が違うのか

こんにちは、ノジーです。

皆さんは自分の商品を作るとき、どんな風に作っていますか?
良いアイデアが浮かんだらそのまま形にしていますか?
それとも他の競合商品を参考に類似商品を作るという感じでしょうか。

様々な作り方がある中で、今回は売れる商品は何が違うのかをお伝えしたいと思います。

商品企画の流れ

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まずは商品企画の流れを知ります。
商品企画というと、アイデアが生まれ、それに肉付けしていけば自動的に商品になると考えがちですが、そうではありません。

ちゃんとした手順を踏まなければ、良いアイデアもしっかりとした形にならなくなってしまいます。
実際の流れを下記に記載しましたので、改めて見てみてください。

⑴自社の強みを分析する。
⑵ターゲットを選定する
⑶市場調査(社会トレンドをキャッチ)
⑷「価値」の確立と商品コンセプト決定
⑸需要の検証(ターゲットヒアリング)
⑹開発スタート

ざっとこれだけの作業が必要になります。

世の中に出回る優れた販売力がある商品は、これらを丁寧に行い、取り入れているため、顧客の心に刺さる
ものになっています。

各手順のポイント

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では上記手順を行う上で、各々どこに着目すべきなのか、下記に記しましたので、ご参考ください。

⑴自社の強みを分析する。
→自社がこれまで消費者や社会に貢献できたこと、その知見、技術などを洗い出し、商品を作る上での強みを明確にしましょう。

⑵ターゲットを選定する
→自社の強みが効く市場セグメントをターゲットにしましょう。
全く新規のターゲットを立てるのであれば、強み作りの投資も必要になります。

⑶市場調査(社会トレンドをキャッチ)
→市場は今どのような状況なのか(競合調査含む)、何がウケているのか、消費者はどのようなものを手に取っているのかなど、市場の動向と並行して社会トレンドもキャッチしましょう。

⑷「価値」の確立と商品コンセプト決定
→ターゲットニーズを把握し、そのニーズに沿った提供価値をまず考えます。その上で、商品のコンセプトを立て、消費者に刺さるものを企画します。

⑸需要の検証
→商品のコンセプトとアイデアが固まったら、実際のターゲット層の人にインタビューもしくはアンケート形式で需要の有無を確認しましょう。

⑹開発スタート
→需要の検証の結果、反応がよければいよいよ開発スタートです。

大切なことはコンセプトの設計と需要の有無

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上記では各々の重要部分を記載しました。
色々記載しましたが、ではどこが一番重要なのか。というと、

「商品コンセプトの設計」と「需要の有無」です。

当たり前かもしれませんが、お客様が必要ないと思っている商品は、
いくらご自身で「いい!」と思っても中々売れることはありません。
また、コンセプトをしっかりと持たずに、勢いだけで作られた商品は、結局何がウリなのか、どういうメリットがあるのか見えにくくなってしまいます。

人が、社会が求めるものだから売れるのです。

ですので、需要の有無があるか無いか、コンセプトは明確か。は絶対に確認してから開発・制作するようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

商品企画は、アイデアに肉付けするだけでは難しく、相当な手間と労力がかかります。

しかし、上記の手順をしっかり踏んで練り上げられた商品は売れる可能性が大きく向上します。

今まさに新商品の企画・開発中であれば、まずは市場の動向と、お客様に届ける価値の整理から始めてみてはいかがでしょうか。

今回は以上です。

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