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仕事に貴賤の差はなし

今の会社に入って、12年?くらい。
元々、時給770円の盛り付けのパートで入って、3ヶ月くらいしたら辞めようかなーって勤め始めたら、こんな時間経ってました。
亡くなった父親の借金とか返すために、基本ダブルワーク、トリプルワークで働いていたので朝は某配送会社の仕分けとかを早朝にやってから、盛り付けパートの仕事してました。
でも、その時の店長が「君だったら調理も出来ると思うから、うちで契約社員とか社員目指さない?」ということで、調理のロングパートにかわり3年ほどでトントン拍子に正社員になりました。当時では結構珍しかったらしい。
そのあとは、数箇所現場の店長をやっていたけど、最後の現場の閉店を機に、本部の食品部の事務をさせてもらえることになった。
経緯としては、私を契約社員にどう?と言った店長が私が正社員になるときには、私の上司としてマネージャーに上がっていたんだけども、なぜか自分がやってた現場の店長を、私がやることが気に入らなくてさんざんいびられたのをキッカケに、同じグループで働きたくないという私の意を汲んでもらったのと、私が現場では珍しくエクセルの関数とかを使えるので、食品部も兼任していた部長が食品部でも使えるのでは?と引っ張ってもらったからだ。
この時、私は社員とかを勧めてくれて、私が頑張ればマネージャーのためになると思い働いていたのに、まさかの当人から急に冷たく切り離されたものだから、何が起こったか分からなかった。
そして、食品部にきて5年。
2年前に発注システムが変わったことで、そのシステムを部内で1番理解して扱えるようになり、自分の役割を得て充実した毎日を過ごしてきた。
だが去年の6月になぜか食品部の課長クラスの役職者が2人体制になる。新しく来た上司はもともといい印象はなかったが、会社の決めたことだから仕方ないと思い仕事をしていたのだが、最初から私を除け者にして話を進める節があった。気にしないようにしていたが、ある日発注システムが絡む話をしていたので、困ってる同僚を見兼ねて話に入れば、いきなり「君には聞いてない」と怒鳴られた。
周りはビックリである。『え?どこに怒鳴る要素があった?』と。
それからは、ひたすら無視される。
会議や打ち合わせで意見を言えば「〇〇さんは、すぐ否定か反発しかしない」
挙句は、今まで上手くいっていた方の上司には私が作った資料を内容はそのままに、勝手に自分のディテールに書き直して、さも自分が作りあげたように報告する始末。しかも何回かやられる…

一体、私がなにをしたんだと悩む日々がそれから続いた。
同僚に話したら、私のことを「あれじゃダメだ。どこの部署でも、この会社じゃなくてもうまくいかない」と私のことを同僚にそう言い人格否定していたようだ。

正直、余計なお世話である。
強いて言うならば、新卒採用でうちの会社しか知らない上司より、ダブルワーク、トリプルワークして途中入社でパートからの叩き上げの私の方が、他の会社を知って自身の会社の底を支えてる身分からのし上がった分だけ、他の会社でもすぐ仕事やれる自信はある。

ま、しかし…
一向に部下のエコ贔屓、選り分けはやめない。
必要とされない上司のもとで働くと言うことは、必要な人に仕事が回ってこない為、部署内の仕事は停滞。雰囲気も良くない。そんなとこで、部下のモチベーションは上がらない。生産性も上がるはずもない。
上がるのは…


私のストレスばかり(笑)

ということで、見事にストレスチェックに引っかかって、産業医面談の結果。

『ストレスの原因から離れた方がいいですね』
と言うことで、異動することに。
私を食品部に引っ張ってくれた部長には相談してたので、新しく来た上司を新しい期に部から出した方がいいと、同じ役職者は2人もいると混乱すると本部長に掛け合ってくれていたらしいが、どうやらそのクラッシャー上司をどこの部署にも置けないという理由だったらしい。
部長は、私が部から離れることは相当痛手だとおっしゃってくれたので、そこは救いである。
幸い私に「うちの部署にこればいいよ」と声をかけてくださるところが数箇所あったので、私が普段きちんと仕事してることを認めてくださる人がいることが分かってよかった。

ただ部長に、「なんで私はあの人に認められないんでしょうか?あの人にとって私は部下じゃなかったんですか?」とモヤモヤした部分を聞いたところ返ってきた答えは

「自分が1番じゃなきゃ嫌な奴だから、君が邪魔だったんだろうなぁ」とのこと。

ただの「I love me上司」だった。
そんな人のためにやりがいある仕事から離されるのかとも思うが、こんな上司の下で我慢して今の仕事にしがみついても、ただただ搾取され続けて、頑張っても承認されない生活を続けるのは、もっと癪にさわる。
課長職にあっても、どこにも置けないと言われてることは本人は知らない。ある意味幸せな人であるが、寂しい人でもある。
(逆に、何をどうやったら課長職まで上がって、どこの部署も任せられないって言われるんだろう。そして、会社はなんでそんな人を課長職まであげたんだ…上げた人もどこにも置けないと言った人も同一人物だからミステリー)

ま、今度の部署でもヤバいなと思ったら、会社に見切りをつけて転職しましょう。

祖父が言ってました。
「仕事に貴賤の差はない」
「選ばなきゃ仕事はある」

今のお給料もらえなくても、もらえたお給料で暮らせるような生活の仕方をすればいいだけ。
贅沢に慣れなきゃ、お金は貯まります。
たまの贅沢だから、心が満たされるのよ。

新しい生活に目を向けて、周りと比べず今を生きよう!
そう思う今日この頃です。

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