オリプラ7階の再開発が始まりました!
(前回の続き…)
元は廃デパートだったオリプラの再開発もいよいよ大詰めを迎えることとなりました
これまでの経緯を軽~く振り返ると
1985年 オリエンタルデパート購入&3階4階再開発
1987年 1階2階再開発
1989年 5階再開発
1990年 6階再開発
1991年 8階再開発
と怒涛のスピードでリノベを繰り返してきました
1992年には旧ビルオーナー時代から存在していた地下1階スナックフロアをスケルトンにし釧路初の巨大なカラオケボックス「ビッグエコー釧路オリエンタルプラザ店」が開業
空室は残すところ7階1フロアのみとなりました
ところがところが、この7階の再開発が一向に進みません
父の会社お得意の【ザザッと借金してババッとスナックフロアに改装工事】もバブル崩壊の影響か、これまで「イエスorはい」だった銀行さんが首を縦に振ってくれません
そんなこんなで3年の月日が経過したある日、ひょいと見知らぬ男性が当社を訪れ
「こんにちは~ 居酒屋向きの100坪くらいの物件を探してるんですが募集中の空室はありますか~」
と思ってもいない嬉しい一声をかけてくれるじゃないですか
内心は全裸で小躍りしたいくらい嬉しい心境ではあったものの
「うまい話には裏がある だいたいこんな田舎町で大型物件を探すなんてなんか臭うぞ」
と一応の警戒心を持ちつつ応接室へ通し素性を伺うと…
「私、札幌で不動産会社を経営する吉村というものですが実は20年前に社長(中の人の父のこと)に助けて頂いたことがありまして本日はその恩返しのために来ました」
とまさにリアル鶴の恩返し!
聞くところによるとこちらの吉村社長は東京で破竹の勢いで出店を進める居酒屋ベンチャー企業の出店用地探しを生業としていて、今回北海道初出店にあたり是非とも釧路を1号店にしたく中の人の父を訪ねたとのこと
そしてその居酒屋ベンチャー企業こそが、今では全国有数の居酒屋チェーンとなった株式会社モンテローザだったのでした
”なぜ札幌ではなく釧路に一号店??”
という謎は残るものの出店話はトントン拍子に進み契約&工事着工
そうして1995年3月8日、北海道1号店となる120坪の大型居酒屋「居楽屋白木屋釧路末広町店」はオープンしました
開店当日はチェーン居酒屋過疎地の釧路市民が多数訪れ、空席待ちの列はオリプラ3階の階段まで続いたとか
そんな様子が当時の地元新聞にも掲載されています
こうして、廃デパートを「えいや!」と購入し一度は倒産の憂き目に会いながらも再びビルの灯りをともすことを諦めなかった父の目標は達成されたのでした
振り返る余裕もなく走り続けた中の人の父の10年間でしたので、ここらで少し休憩です…
(次回に続く…)
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