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Vol.60 亡き父からの学び その2

最近は日中、40度近くまで気温が上がり

お寺参りも汗だくになり中々大変です。

週末は好きなお寺で、お坊さんにお願いして

父のためにお経を唱えてもらってきました。

パーリ語?でしょうか、

父も首を捻っているかも知れませんが。


さて経営者だった父は、40年の長きに亘り

会社を維持発展させてきました。

大きな会社ではありませんが

私が幼い頃から何不自由なく暮らし

毎年、まとまった休みをとって

と言うか学校をサボって 笑

旅行で国内外の色んな場所に連れていってもらって

心から感謝しているし

今こうして、組織に縛られることなく

いつも旅と共にある生活を送っている

私の原風景となっているのは間違いありません。


また、事業家として何よりの学びは

ゼロベースから収益の仕組みを確立した点

そして

継続の過程で洗練されたオペレーション

に尽きます。


他を圧倒する父の営業力と集中力でもって

早期に安定した収益基盤を築いたことは

サステナブルな事業運営に大きく貢献したほか

先に触れた家族旅行の時間を捻出する上でもプラスでした。

自身のリズムで工夫しながら効率的に働いて

安定的な収益を稼ぐ

これを40年継続したのが父なのです。


そして40歳でゴルフを始め

私が大学を出てからはバイクに乗り始め

その他にも釣りに山登りと

充実した余暇を過ごしていたのが父なのです。

そして最期は私の帰省しているタイミングでポックリ逝った、と。

正に「人生の達人」です。


そんな父の背中を小さい頃から見ている私が

よもや一生、

他の誰かが所有する会社のために、

身を粉にして時間給で働こう!

などと思う訳がありません。

自分でもゼロベースと継続を経験してみて

改めて父の息子であることを誇りに思います。


と些か褒め過ぎた感があるので、

次回は別の意味での学びに触れます。


*******Disclaimer*******
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