k.nomura

2024.1.5 自分のことが少しわかった気がしたのでここを再開することにした。わかっ…

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2024.1.5 自分のことが少しわかった気がしたのでここを再開することにした。わかった自分のことはおいおい書くとして、半年前くらいに書いていた八王子へ引っ越してきた八王子物語をまず自身のpagesからコピペ。

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  • セッションについて

    自分の考える目に見えない世界についてのまとめ

  • 2013年頃より独学で絵を描いています

  • 見える孤独をあじわいたい

    代々木4丁目のマンションから八王子の雨漏りする平屋に移り住んだことで起こったこと、変わった暮らし、人生について。タイトルの「見える孤独をあじわいたい」は、漫画家|手相家の卯野たまごさんに手を見ていただき、「手のことば」を聞いていただいた際に伝えてもらったぼくの手のことばです。

最近の記事

アタシ問答

はじめに  ようこそ、はじめまして、この世界へ。これは、野村浩平という人の記録です。2011年の秋頃から翌年6月の誕生日前日までの数ヶ月間、ほとんど毎日、多くは起床してすぐに、パソコンをひらき、その瞬間に頭に浮かんだ言葉をひたすらタイプしたものです。無心を努め、文章として成立させようとする習慣をできる限り手放し、野村浩平の書記のような気分で打ち込みました。故、なかなかに読みにくいかと思いますが、慣れてきたら慣れてくるかと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 人間に興

    • 2月セッションのお誘い

      さて2月ですって、早いようなそうでもないような、とにかくやってきた2の月に、アストロダイスを降って、このnoteはこの記事を目にされた大変にニッチなどなたかに向けて、ダイスの目から感じとった抽象を言葉にしてみました。 夢を見るためにも尽くす、自分自身の生理の整理、だれかのための地ならしの始まり。安心感は逃避ではいけない、それは不十分。心配の芽を摘み取り、やることはやる、人事を尽くす。あとは天から降ってくる、心に気泡のように浮き上がるなにかに誘われるように無抵抗ロード。 占

      • すず先生の言葉

        すず先生の読み方というか、いや、当時提供していただいた鑑定のスタイルというのは猛者という感じ。その場で出生情報を聞いて、その場でホロスコープを開き、当時はわからなかったが、とてもスタンダードに始まっていく。なんというのだろう、紐解くという言葉が似合う。あ、あれの雰囲気もある、鍼灸とかの脈診。ゆっくりと走り出し、順調に必要な情報を伝えてくれる、そのような印象。 たくさんの励みやヒントや指針となっている言葉はあるが、大好きなのが「野村さんは海王星の申し子みたいな人です」という一

        • わが星読みについての気づき

          ぼくのホロスコープとの出会いは友人の試しリーディングだった。彼女はぼくとの展示会の出し物? として15分星読み鑑定というのを企画していて、果たして15分でどれだけ読めるのか、伝えられるのかの検証として、ぼくを読んでくれた。 ホロスコープリーディングが初めてだったこともあり、ものすごく驚いた記憶。えー、どうしてそういうことがわかるの? そんなことが言えるの? という興味と、「それは本当だろうか?」という猜疑心みたいなものから、その後、ネット検索を繰り返し自分なりに自分の出生図

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        • セッションについて
          6本
        • 1本
        • 見える孤独をあじわいたい
          6本

        記事

          セッションの感想

          とてもとてもお世話になった方よりとてもとても久しぶりに連絡があり、短い何往復かの言葉のやりとりで彼がものすごい転機にあることがわかった。「お時間あったら会えませんか?」と言われ、「せっかくの機会なのでアトリエにいらっしゃいませんか?」と返し、本日久々の再会、そしてそれはセッションとなった。 数時間の対話終了後の別れ際、Jさんがその時間に何を感じたのか聞いてみたいと図々しく感想をお願いしたら、即座に帰路の電車でなんともユニークで素敵なお言葉を贈ってくれたので、ここに紹介させて

          セッションの感想

          1月セッションのお誘い

          蟹座(間違えてた、獅子座だった!)の満月個人セッションのお誘いです。 ということで、ぼくのバディみたいなアストロダイスを振って、 1月セッションのテーマを受けとってみました。 アストロダイスというのは、占星術の超重要要素であるハウス、天体、星座を示すサイコロです。パッと振って出た目から、その組み合わせによって立ち上がるイメージのようなものを瞬発的に言葉に変換し、それを「メッセージ」としています。じっくりと読み解くならば、例えば4ハウスは家だな、ホームだな、金星は喜びとか愛か

          1月セッションのお誘い

          セッションについて

          2023年の10月から自宅横のアトリエにて個人セッションを始めました。 ぼくの個人セッションの内容は、対話です。まず人と人が会うということ、そしてあいさつを交わして、出会うことから始まります。 自分ひとりで抱えていることを誰かに伝えることには、実体験として人生を大きく変える力があるとぼくは考えています。個人セッションは八王子にある古い平屋のアトリエで行い、基本的にマンツーマン。そんな秘密の場所での秘密の対話です。安全安心の時空間にて、「自分のままでいてよし。お互い自分のそ

          セッションについて

          見える孤独をあじわいたい 06

          決めては彼の言葉 言葉は魔法のようなものだと思う人生にある。言葉を重視し過ぎない、行動こそ大事だと人生の経験により今はそのように思うに至ったが、かつては言葉を盲信していたように思う。言葉にすべてできると信じるという意識もなく信じきっていた。それはそれで事足りていたからかもしれない。 確かなことはわからないが、ぼくの場合、お付き合い、人との恋愛によって「言葉ではそう言っていたのに」というある意味での裏切りみたいなものにより、言葉って? となった。恋人とは好き同士で一緒になる

          見える孤独をあじわいたい 06

          見える孤独をあじわいたい 05

          year 1 八王子へ 2006年の秋に告白し、好きではないが付き合うことになったふたりは、喧嘩をよくしていた。言い合いは一度もない。一方的にぼくがポツポツと延々と吐露する、彼との関係の不安と不満を、という陰湿な喧嘩を当初はループするように繰り返していた。出口がないような感覚もあった。相性が悪いふたりのようであったと今は思うが、客観的に関係を眺める余裕はなく、終わりにしたいとは一度も思わず、とにかく前だけを、その場その場だけを見てきた私であった。彼がどうその関係世界を見て

          見える孤独をあじわいたい 05

          見える孤独をあじわいたい 04

          愛ってなに、歌にしてわかるの? くるりのその歌の一節もそういえばずっとずっと刻まれていて、彼とのこの17年の時間に思う歌である。歌とはそうしたある種おそろしく埋め込まれていく魔術的な力がある。音と言葉があわさって、ひょっとしたら認知症という状態になったとしても忘れることがないそのくらいのものではないかと思う。ぼくはこの人生に歌を作っていた時期もある。歌詞は書いたことが一度くらいしかなく作曲はたくさんしたが、才能は感じられない。どうしても自分の知ったものの、好きになった歌の影

          見える孤独をあじわいたい 04

          見える孤独をあじわいたい 03

          彼のことが進まない 彼のことなど進まないのである。記憶とはそう都合よく運ばない、あるいは思考とは。あるいは想像とは、時間とは。そういうことばかりなのである。だけど試みることはできる。人には自由意志というものがあり、その自由意志が有効なのか、それとも決まっているルートをベルトコンベアーに運ばれるように、ディズニーランドなどの乗り物アトラクションみたいにただ運ばれた先に決まったタイミングで何かがどーんと出てくるそういう世界と同じなのかは本当にはわからない。彼が運命だったのか、運

          見える孤独をあじわいたい 03

          見える孤独をあじわいたい 02

          彼のことはわからない わからないからいいということはある。彼とは結局恋人となった。25歳の彼に30歳のわたしは、プロポーズするみたいに覚悟を決めて深夜3時とかにタクシーで中野坂上の彼の部屋を訪ね、詰問するみたいに告白をした。彼は9月の生まれで、乙女座で、彼と知り合って初めてのバースデーに親の自動車を借りてなぜだろう日光に宿をとった。車の運転は得意なほうかなと思っていたが何年か運転から離れていたのもあり、日光への高速で「危険!」という本気のクラクションを鳴らされものすごく恥ず

          見える孤独をあじわいたい 02

          見える孤独をあじわいたい 01

          year 0 彼のこと 彼との出会いはmixi。当時はSNSというものがまだほとんどなくて、唯一がmixiだった記憶。まだ世界にiPhoneがなくて、どんどん携帯電話は小さく小さくという競い合いがなされていた。ぼくは小ささにはこだわらず、かわいさで決めていた。価値観というのだろうか、ぼくはいろんなことを「かわいい」で決めている。決めてきてしまった。が、彼のことはかわいいとは思わなかった。かっこいいとも思わなかった。オシャレとも思わなかったし、自分と縁がある人などとは1ミリ

          見える孤独をあじわいたい 01

          Aの自分 Bの自分

          ◎ぼくAの理想 なんにもしなくても悠然と生きていける。 一切の苦労とか苦しみ、悲しみ、怒りなどがなく、 一切の不安や心配がなく、 一切の物理的、精神的な拘束がない。 好きなことだけをして毎日たのしく暮らしている。 それが究極の理想(これを悟りとか解脱と思っているのかも) ◎ぼくBの理想 人間であるところのさまざまな感情を経験することで、 人間として、魂としての進化をとげたい。 魂としての進化とは何か? 痛みなどを感じない人間なのかというとそうではなく、 痛みを知ることで

          Aの自分 Bの自分

          ゲイである自分 愛されたい自分

           自分のこと。今朝は眠れず、眠ることをあきらめて朝。3時台から活動している。そして、7時過ぎくらいかに寝た。いまは15時半前。眠れなかったのは、思い出していたからだ。母とのこと。きっかけは「憎しみ」という単語だった。パウロ・コエーリョさんの小説に出てきたその言葉を読み、とても気にかかった。自分にもある気がした。とても破壊的な、攻撃的な、憎しみの自分がいるように感じた。それが、昨夜、出てきた。    かつての家では、兄と2人でひとつの部屋を使っていた。それは、いくつの時までだっ

          ゲイである自分 愛されたい自分