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Forever トーホク、コクテツ


東北旅行…


会社の研修?旅行

取引先の親睦旅行

温泉や奥入瀬渓流へ

新幹線や飛行機でよく行ったが


やはり、思い出に残るのは

友人との気ままな鉄道旅


ジェイアールが

まだコクテツと呼ばれた時代

旅の身支度などせず

ただ列車に乗りたくて

上野駅から夜行列車に乗る

親には、行き先は告げず

プチ家出みたいなものだ



常磐線経由、青森ゆき

急行『十和田』号

23時台

上野発のほぼ最終列車

午前2時  (訂正⇒3時前後でした💦)

福島県、平駅(たいら、現いわき駅)

久ノ浜、末続、広野…

車窓は、暗くてよく見えないが

海岸近くを走る



自転車で、一日200キロこいで

遥々たどり着いた海岸だ

自転車を止めて見上げた星空に

宇宙を実感したのもあの頃


星空を独占すること

ありますか…?

ベランダとか屋上とかじゃなくて

人工的なものがない…砂浜とか

できれば一人きりで

暗闇で一人なんて

ちょっと危ないから

決しておすすめはできないけれど

こういう瞬間は、あってもいいと思う


何か悩みでもあるの?

と、言われそうだけど

孤独を超えた、野生の本能が蘇る

大自然、大宇宙と対峙する感覚

最近は、やってないけれど…





富岡を過ぎ

夜ノ森という神秘的な名前の駅を通過

まさかこの線路が津波で寸断され

原発事故で『帰還困難区域』

などという事態になるとは

当時は、想像すらできなかった



濃紺の星空と海面を

切り分けるように

水平線が赤みを帯び始める



浪江を過ぎ、原ノ町に停車

黄金色の朝日が差し込む

一睡もしていないが、眠くはない

いや、眠るのがもったいない

周遊券(東北ワイド周遊券)は

東北全線、急行列車も

10日間乗り降り自由だから

昼も夜も、乗り続ける


大船渡線、気仙沼線

釜石線、山田線…

馬の背のような奥羽山脈を横断する

北上線、花輪線、田沢湖線

あみだくじのように

何度も横断する


そして日本海側へ

男鹿線、五能線


気動車、旧型客車

古い車両だから

エアコンなど無い

窓は全開


山間に低く轟くディーゼルエンジン

むせるような排気と熱気

広大な水田を渡る稲風

潮の香を乗せた爽やかな海風



日本海の強烈な夕焼けを

瞼に焼き付けたまま

阿仁合線(現秋田内陸縦貫鉄道)の

笑内(おかしない)という無人駅で

カエルの合唱を聞きながら眠る



東北の鉄路を、体感した思い出



あの頃のような元気なトーホクに

また会いたい



あの夏を思い出す曲…

Mr.サマータイム 2018/サーカス




浪江やきそば
美味そう…


浪江町 ラッキー公園!

のんちゃんに遊んでもらって
ラッキーだね


おっ、メーテル…?


じぇじぇじぇ

またあの元気な朝が
戻ってくる!?😆💦

あまちゃん   再放送だじぇ