最初は最近よかったなーというアニメについて語りたいと思います。
これを書くと、僕がアニメの内容ではなく演出方法や背景などに焦点を置くということが少しわかっていただけるのかな？と思いました。

まず音楽がいい

失礼ながらこれで初めて知ったのですが、ASCAが歌う「RESISTER」です。
この曲が、かなり疾走感があるうえに、アニメーションと相まってくっそテンションが上がります。
ギャップだらけの曲なんですが、本当にクオリティが高いです。
特にメロディがやばいほどいいんですね。

イントロ部分で、小さく始まって、急展開していく曲調が、ものすごくかっこいいんです。リズムもバリバリなんで、とにかく演出にのせやすいですし、SAOの作画もそこに合わせてきて、いいんですわあ。

最近のアニメソングでこれはほんとに中々ないんじゃないか？！と思います。
作曲の重永亮介さんがいい仕事しすぎてます。
今回のOP称賛は、この方が神作曲してるというのが大きく＋にもなるんですが、それはまた別の機会にします。

そして内容

何が狂っているのかというと、
ソードアート・オンラインでは、元々OPをちょこちょこ触るような意図が感じられたのですが、それがこの3期になってから熱くなってきました。

（まじこれ見ながら一緒に語ろうぜ）

かなり意味をもたせに来ていますね。
このOPの演出を作った人は、作品を愛しているし、本当にエンタメ性に富んだ方だなと思いました。
ちょうどyoutubeに比較動画があるので、これを見ながら文章を読んでもらえると良いかと思います。

OPとストーリーの連動性が素晴らしい

この動画では、古い順から左上・右上・左下・右下の順で比較されています。
ちょうど左下のOPだけちょっとイレギュラーっぽいので、その他3つで比較していくのがわかりやすいですね！

まず0：00〜0:05秒時点まで、
キリトとユージオがアインクラッド流剣術の練習をするシーンですね。
コレ自体は特に印象はないんですが、背景部分です。
色味とかは模様とかは話によって違うんですが、右下では0:07秒時点で、幼馴染のアリスちゃんが現れます。
そう、これはどんどんと記憶が鮮明になるように、暗闇から輪郭が濃くなっていくような表現ですね。
そう考えると、右下の赤いもしゃもしゃーっとした背景の線も、シナプスのような回路のような気がせんでもないですね。

そこから目にズームされていって、0:14前後でロゴ出現になります。
このロゴまでのことは、ちょっと比較しても意図をつかみにくいのですが、かっこよさ重視で、特に意味はないかなと感じます。

0:18〜歩くキリトとユージオ
ここの表現も少しずつ違ってきています。
最初の頃はのっぺりした表現ですが、ちょっとずつ鮮明なようにも見えます。
そして右下の最新では、なにか水晶のような向こうに、過去のシーンが投影されていますね。さらに、なぜか目を開くユージオと、目を閉じたままのユージオが違う層で表現されて、次第に目が開いていっています。
最終的にドボン、と行くところは一緒ですね。

0:27〜アリスの回想
目が開いてくユージオに対して、こちらのアリスは目が閉じていきますね。
もしかしたらですが、アリスはある意味過去と決別しているからかもしれないですね。

0:38〜なんかよくわからないけど風に吹かれるキリト
このシーンはずっと使いましで、ちょっとよくわかんないっす

0:47〜右下では、駆け抜ける二人に、ラスボスがぬめ〜っとでてきます。
0:48　右下だけ、一瞬アリスの記憶の水晶を持つ鳥が差し込まれます。

0:49〜サビにきて、ここからは、物語のシーンを入れ込む部分になりました。熱い部分が抜粋されている感じですね。

1:08〜走れ！ユージオ！
ここからもちょっと鳥肌です。
比較していないと本当にわからないと思いますが、彼が走って手に入れようとしているのは、前半は強さを追い求めるかのように青薔薇の剣ですが、右下だけは、あの頃の、過去の3人のシルエットです。

1:17〜吠えるキリト
これは多分なんか気になって目に残りますよね。
変な顔だけど。

1:18〜いろんなシーン・・・
ここからフラッシュで、色々なシーンが入ります。
右下では、パッと見気になる、青薔薇に包まれたユージオが一瞬で赤薔薇に包まれているところ。
1:22〜右下だけで見せるアリスの笑顔

1:24〜二人だけの挨拶
いつものように、二人は手を何度も合わせる挨拶をします。
右下だけは、ユージオは光りに包まれますね。

以上です！

これだけの要素を詰めるのは、色々考えられているからですね。
原作ももちろん素晴らしいんですが、制作陣は狂ってます（褒め言葉）
こういうことがあると、本当にクリエイティブって素敵だな、って思いますね。

こんなのあるで！見てみて！
っていうのがあれば是非教えてください。