見出し画像

11/20、D判定、競馬場のご飯、スリッパの行く末

    定期健康診断の結果が返ってきた。夫が郵便受けに入れてくれていた。ここ数年で毎年引っ掛かる場所が決まっていて、婦人科と眼科と、胃の内視鏡の3つ。今年は婦人科はセーフ。特に通院もしていないので良かった理由は不明。胃は「胃底線ポリープ」「逆流性食道炎」と毎回コメントが付くのだけれど、こちらは経過観察で良いらしい。お腹に空気がたまりやすいのがそれなのかなあと思うくらいで、自覚症状は特にない。

    問題は眼科で、このひとつのために総合判定が「D  要精密検査」となってしまうのだ。初めてD判定をもらったときは相当気落ちした。並んでいる過去3年分の結果は全部D。難しい単語が並んでいるが、緑内障の疑いということらしい。年に一度、視野検査を受けに行くのが恒例行事となっている。

    結論、視野に問題はなくて緑内障ではないのだそうだ。こういう形のもの、個性の範囲と言われる。つまり加療しなくて良いけれど、治す類いのものではないから毎年健診では引っ掛かるでしょうね、と。大事をとって、年に一度検査を受けるのが良いと思います、と言われている。病気じゃないのは安心だが、これからもずっと総合D判定から逃れられないということなのだ。だから今年も封筒を開けて、はぁやっぱりね、と思う。転ばぬ先の杖ととらえるしかない。

    水曜日、ひたすら眠気と闘っている。ずっと眠い。アラームをセットして、仕事の合間に8分くらい仮眠。どうにもつらく、ネットで調べて命の母シリーズから「眠気にネムルナ(ホワイトルナ)」という商品が出ていることを知る。なんとなく私の症状に合っている気がする…と説明書きをよくよく読んでみたら、中身は「加味逍遥散」だった。この漢方薬、地元にいるときから内科で出してもらっていて、市販も含めてもう10年以上服用しているのだ。不眠に良いと思っていたけど逆にも効くのか、とびっくり。とりあえず家にある加味逍遥散を飲んでみる。漢方って奥が深い。

    今年に入ってから、なんと10数年ぶりに競馬に興味を持つようになり、先月2回も競馬場へ足を運んできた。生メイケイエールと生ソダシを応援しに行ったのだ。パドックで見るサラブレッドたちはどっしりと雄大で、つやつやしていて美しかった。しっかりと手入れされた毛並みが光っていて、目がきれいでどの馬も脚がすごく細い。たてがみを三つ編みにしていたり、サポーターがハイソックスみたいで可愛い。エールもソダシもそれぞれのレースでは1着になれなかったけれど、怪我なく走って無事にゴールした。目の前で走る馬たちは映像よりもはるかに速い。向こうからやってきて、直線であっという間にゴール板を駆け抜けていく。秋の空と芝生の緑がまぶしくて、目に気持ち良い。

    振り返ると東京競馬場でウオッカのジャパンカップを観たのが最後だから、もう13年も前なのか。ソダシのレースを観に行った日、地図で場内にウオッカの銅像があると知る。記念に写真を撮りに行った。周りには若い人たちもいて、動画撮影をしていた。像の設置台にりんごやお花が載せてあったのは、ファンからの差し入れだろうか。

    競馬場で食べたご飯が美味しかった。中山競馬場では鉄火丼、東京競馬場では鰻重と、馬券が当たった訳でもないのにずいぶんな贅沢をしてしまった。コーヒーもソフトクリームもちゃっかり追加。本当はもっとあれこれ食べるつもりで意気込んでいたのに、売り切れだったりお腹がいっぱいで入らなかったりと、すべて計画通りとはいかなかった。残念。また次回のお楽しみということにする。

    競馬は、しばらく離れていてその間の知識がなくても「あぁ、あの馬の子(孫)か!」というのが分かったりするので面白い。さすがブラッド・スポーツだなと思う。
    とにかくスタートしたすべての馬たちが、全人馬共に無事にゴールまで戻ってきますようにと毎回祈っている。

    金曜日、ユニクロで冬のインナーを購入。代わりに古くなったものをいくつか処分した。マメクロゴウチとのコラボ商品が出ていて、薄手のヒートテック、ショーツと靴下を買う。デコルテのたっぷり開いたリブニットやホットパンツはお洒落なような気もしたけれど、着こなし方が分からず断念。これは、寒いの?暖かいの?はて、と?が渦巻く。

    それから冬のスリッパも買う。毎年一足を半年くらいで履き潰して、翌シーズン新しいものを買って、というサイクルをここ何年も繰り返している。サステナブルじゃないんだろうなと思うけれど、このやり方が私の性には合っている。洗濯機にかけたくないものツートップがバスマットとルームスリッパで、後者は安いものを買って汚れたら洗わずに交換方式を採用している。世の中の人々はどうしているのかなあと、ひそかに気になっていることのひとつでもある。

   日曜日、冷凍していた豚肉と余った玉ねぎでポークカレーを作った。しめじも投下。料理研究家のリュウジさんという人がYouTubeで紹介していた「至高のカレー」のレシピである。たまたま見つけて真似してみたら、早いし簡単だし、その上とても美味しかったので時々作るようになったのだ。3食分になるように作って、最後の1食は冷凍しておく。これを日が経ってから焼きチーズカレーにして食べると、味が濃くなっていてより美味しいのだ。ルーには特別こだわりがないので、スーパーで適当に選ぶ。今回は「栗原はるみ わたしのカレー」にしてみた。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?