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地域連携における「大学生」ではなく、「大学」の役割とは?という話

 こないだ、「学生が地域に関わることとはどういう意味を持つのか」みたいな話をお友達としていて。

 以前も書いたけど、私自身、学生時代にまちづくり活動の盛んな地域のフィールドワークを経験させてもらい、貴重な学びをいただいた人間の一人である。

 しかし、私が学生だった時代からもう20年も経っている。地域も学生も大学も変わりゆく中、学生が地域に関わる意義も変わっていくだろう。当時の感覚だけで現在を解釈しようとすることもまた乱暴だろう。アップデートが必要だ。

 以前は、日本財団学生ボランティアセンター『全国学生1万人 ボランティアに関する意識調査2017』を参考に学生が、地域でボランティア活動をすることに関してどう考えているか、ということを検討した。

 さて、学生と地域はさておき、そんな関わりをコーディネートすることで学びの機会を作ることを役割とする、大学というのは、一体どんな心持ちでここに関わればよいのか。

 そんな事を考えながら、渡邊 瑛季「企業との商品共同開発によるゼミ活動の効果と課題―クラフトビールの開発実践から―」という論文を読んだ。

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