自他認める理不尽な出来事に3日連続で遭遇した。何が起きたかは詳しく書かないが、とにかく事件直後に見ていた周囲の人に慰められる、心配される、自分の代わりに憤られるを繰り返し、「大丈夫？」と聞かれても、心の中で「大丈夫じゃねーよ」と口には出さずに顔だけでわらった。とはいえ、心配してくれるのはありがたいし、それだけでHPがちょっと回復する。

 誰が言ったか知らないが、笑顔でいればみんな上手く行くっていうのでわらってみた。
 実際やってみたら、加害者側が「なんだこいつ。まだ余裕？」「ヘラヘラしてんじゃねーよ」みたいな顔してて、火にガソリンを注ぐことにしかならなかった。
笑う門には福来たる、と言うけれど、どうも私の笑い方は間違ってるらしい。Aphex Twinのアルバムみたいなんだろうか。それともJagwar twinのmv? 

それはさておき、もうサービス残業も昼抜きで仕事をするのにも、いい加減耐えかねて、定時あがりで職場を逃走し、「おいおい、暴言に一々傷ついてたんじゃ、社会人として常識ねーぞ」と頭の中で知人が私を罵ってくるけど、「うるせぇ」と言い返して頭の中から放り出す。
今のあたしは向上心の欠片もない。「闘争か逃走か」と聞かれた時に、「逃げるは恥だが役に立つ」を地で行く逃亡者。嘘です。定時までいたから、そんな度胸もありませんでした。
 
生きてりゃ、辛いことなんて、たくさんある、って知ってるけど、
 うまく「いなす」ことを考えな、って言うけど、
まとめてくることないじゃんよ。受け流せないときもあるんだよ。と言い訳しながら布団に潜ってKindleを開く。

紙の本は好きだけど、電子書籍も良いところはいっぱいある。
 特に洋書を読むなら、分からない単語を長押しするだけで勝手に辞書を検索してくれるし、Amazonはアメリカ企業だから当然品揃えも豊富。私の英語力はひどいもんだし、個人的には洋書の硬いペーパーバックの紙は好きじゃない。
それでも洋書を買ってしまうのは、読みたい本の翻訳が出ていないから。
 故郷は田舎すぎて本屋に漫画と日本のベストセラー本しか置いてなかったから洋書を買いたいなら県を越えなくてはならなかったから、「今はいい時代になったな」としみじみと思う。