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黒千石大豆はやはり簡単

黒千石大豆は、草の中にばら撒いたにも
かかわらず、結局、きれいに実っていました。

手出し無用の大豆、こんなに
簡単に実ってくれるのか、
というのが、正直な感想です。

粒が小さく、小豆くらいの大きさです。
よく見ると、意外にもほぼ無傷、
虫にやられていません。


秋に入り、中が黒くなってきたようです。
とてもちいさな枝豆として、食べるのもありかと思いましたが、
たぶん遅すぎですね。


初夏に蒔きました。
発芽率が高く、丹波黒のように
一粒ずつまかなくても良いのは、労力も
少なくて済みます。
節分の豆まきのような、
種まきでした。

粒が小さいから、ばら撒いても、草をくぐり抜けて、地面に着く。

その後、発芽して成長していきます。

成熟も早いようです。

粒が小さいから、目立たない。
カラスに食べられることもなく、
発芽しました。

草を刈る前にばら撒いた方が、良い感じです。
というは、草で表面がおおわれると、
若干ですが、
土に着く確率は下がるか、遅くなるからです。

おそらく、葉の色をみて、病気だと言われるかもしれません。
虫食いもあれば尚更です。
それでも、豆は実っているから、
対策はいらないと思います。


丹波黒の黒豆の極小サイズのような
品種だと思いますが、
虫が来ない、いや、虫は来ているのかもしれないけど、
被害はわからない。


結構毛深いようです。

やったことといえば、

黒千石大豆の種をばら撒いただけ、

除草なし,たまに伸びすぎた野草はカットする、これだけです。

しかも、これから、徐々に乾燥してくれます。


ヤブツルアズキですが、
自然に乾燥し、弾けて周りに飛び散ります。
この自然の種まきは、完璧ですね。黒千石大豆は、弾け飛ぶことはないですが、実が小さい分、乾燥が早い。

ヤブツルアズキの自然乾燥と似ています。

自然乾燥が早いのは、実は助かります。
丹波黒だと、大きいゆえ、乾燥に
時間がかかります。
その間に痛んだり、虫がくることも。


大根の種をこぼしてしまったところです。
全部拾い集めたつもりが、このありさま。


野菜作りなんて、もう適当で
いいんじゃないかな。

いろいろ蒔いた。

野菜はイノシシや
鹿にも今年は結構多く食べられました。

そのため、蒔く量はかなり多めにする。
そうすれば、
何かが実る。

今年になって買った食品で
野菜に限って言えば、
ゴボウとサツマイモ少しくらいです。
それも急な思いつきで買っただけです。

各季節に、それなりのものを蒔けば、
旬の時期に何かが実る。

種まきさえすれば、十分かと。
ミョウガやエゴマなら、一度だけ蒔けば、
後は勝手に毎年収穫できる。

自然に任せれば、何かが実っている。

収穫忘れのニンニクは、それぞれの片から
育ってる。
この育ち方だと、小さいニンニクになります。でも十分な量です。
玉ねぎがない、っていうなら、
ノビルは結構あちこちに
生えてます。


虫食いあっても、大根はなる。
それにこの葉っぱ、かじったらピリ辛で
とってもおいしい。


ショウガだって、そういえば植えたな、って感じですが、まぁ実りそうです。
葉っぱから、生姜の匂いがします。
丹波黒です。
大豆の葉っぱを使って、お茶を作ってみる予定です。虫食いや変色はありますが、多少選ぶけど、気にせず。
トマト、あっさりしててうまいです。
植えるのが遅れたのですが、後発組でも
実ったものは、旬のものですね。秋のトマトもありです。
結構いい感じです。植え付け時に
新芽と根を切る、摘心の作業だけすれば、結構実ることが多いです。

これは弱者の戦略です。一粒の丹波黒から、できるだけたくさん実ってもらう。

そのための一手間ですが、
根や新芽を切られて、必死になって
実をたくさんつけていくらしいです。
トマトは野草の中に埋もれています。
色は薄い、味はあっさり、
特に甘い、というわけでもない。

とはいっても、いい味しています。
十月になって、気温が下がろうが、
実ったものは旬。



トマトの香りがふんわりと
したかと思いきや、
奥は大豆です。
結構いい感じですね。
多少はカメムシ等が
食べるかもしれませんが、
まぁ、全てやられることはないです。


結局、適当でも野菜は
十分実ってくれる。

自然にできるもの、作ってくれています。

人が無理に作り出すものではない、
ということが
私なりに感じたことです。

虫に多少食べられても、
実際特に問題にはなっていない。

知人に聞いた話ですが、
農薬不使用の丹波黒を小学校に納めた時、
8割近く弾かれたそうです。

納品というので、かなり厳密にチェックしていたらしいですが、農家泣かせそのもの。

相当きれいなものじゃないと受け入れてもらえないのか、って思います。

おそらく、自然にできるものに
何か手を加えて商品にする。
そのために、安全だと言われてはいるけど、
実際はよくわからない殺虫剤等を使う。

あまりいい気はしませんが、
一般的に受け入れてもらう野菜は、
何か別ものに思えてきます。

なくても実るわけだし、
色、形、ましてや虫食いなんて
ダメなんだと思いました。

これだと殺虫剤を使うのが、今や
普通なのかもしれません。

丹波黒、確かにカメムシなどの虫は
少しきています。

でも少し選別する程度で十分です。
しかも、味噌用などの加工に
回せるものばかりです。

たぶん、大きくて甘いから、
虫がきやすい。シカも好む。

黒千石大豆だと、
多少は虫は来ているようだけど、ほとんど
大丈夫です。


とは言っても、これから鹿が
来るかもしれません。

早めの収穫でのりきろうと思います。

夏場はかなり鹿が来たのですが、
野菜はたくさん食べられました。

それでも、あちこちに植えれば、
意外にも大丈夫なケースはよくあります

とはいっても、鹿対策はした方が無難です。
ただ、柵を飛び越える鹿を
過去にみたことがあり、
もう、いいかな、と思いました。

大量に、適当に蒔く。
後は自然環境にお任せ。


意外にも黒千石は、気づかれにくいのかも
しれません。

最初に少しやられたものの、
よく育ちました。


一粒の豆からなる量だけみれば、黒千石大豆の生命力や
子孫を残す力はすごいですね。

大きければ、丹波黒のように
人気が出ると思います。

小さくて、一粒でこれだけ
実らせる力を秘めている。

そんな大豆だということを考えれば、
粒が小さいものが、かえって良さそうです。


色々と野菜やお米等を
植えて思うのですが、

自然にできるものだから、基本自然任せ。
殺虫もしなくていい。

人間だけが独占するのではなく、
食べたい生き物がいたら、食べてもらう。
自然に任せておこう。

というのも、昆虫も人も細胞レベルの大きさで見れば、
同じらしいです。

だから多少、他の生き物の分も
あってもいい。

鹿に野菜が食べられたら、それまでのこと。鹿の天敵だった狼を絶滅させた、
過去の人たちの
負の遺産だと
思えば、特に思うこともない。

狼がいたら、鹿が野菜のところまで
こないかもしれない。


鹿の数が増えたというより、何かがおかしくなっているから、畑まで鹿が来る。

理由はわかりません。異常気象なのか、
山の異変、食べ物が少なくなった、

環境がおかしくなった、
など想像はできますが、

きっと誰か研究でもしていることだと
思います。

それでも、いろんな要因が重なって、
特定できないのが、正直なところじゃないかな、って思います。

わからないなりに、自分なりの対策をしていけばいいかと。

鹿が食べない野菜を調べて
作る、なんていうのもありかもしれません。

一応、季節の種まきをすれば、
虫にやられようが、
人が食べられるくらいは
十分実ってくれています。

豆がやられたとしても、
よくよく探せば、山や畑には
何か食べるものはできている。

野菜や野草は
自然の力で実るもの、となると、

野菜作りはほどほど、
適当でいく、

人だからこそできること、
人間だから、取り組めることに
力を注いで行った方がよさそうですね。

文字を使う
道具を使う
本を読む
写真を撮る
絵を描く
お経読んで心を整える、
窓拭きする
料理する

結構いろいろたくさんあるようです。




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