見出し画像

もち米玄米を炒る

もち米の玄米を中華鍋で炒ってみました。

実は藤本憲幸さんという方の本に玄米を炒る話があったのを思い出しました。

藤本憲幸さんは有名な方ですので、
説明は割愛しますが、
一言で言えば、超人です。

書籍を何百冊か出されて、その中の一つで
紹介されていました。

全て実体験の上で説明されているので、
大変興味深いです。

お米の種類の話はなかったのですが、本来は玄米を水につけて
発芽させてから
炒る、というやり方でした。

玄米を生で食べる
普通に炊く、
炒って食べる、
など全て実験されていました。

どうやら炊いた玄米を食べると、
眠くなってしまう。

しかし、発芽(水につけて天日に晒す)させて、
玄米を炒る。炒った玄米だと眠くならない。
そして力があふれてくるような内容でした。

本のタイトルは忘れてしまいましたが、
数多くある著書の
健康食関連での話です。

実際に私もやってみました。

確かに眠くはならない。そもそも炒った玄米だと、食事の時にしっかりと何回も噛む。

噛むから良いのかもしれません。
確かにそのあとは眠くならなかったし、
体力もあったような感じでした。

ここ一番、踏ん張りどき(資格試験の勉強など)では良いと思います。

白米の時と比較すれば、いかに噛んでいないのか、思い知る機会ともなりました。

さて、話がそびれましたが、
もち米の玄米です。


実は私は小さな田んぼを借りています。
種の準備や脱穀などの協力をしてもらってはいますが、手植え、手刈り、天日干しでの
栽培です。

除草もほぼせずでしたが、一年分くらいは十分に収穫できました。

その玄米を使って、憲幸さんのお話を実践してみたわけです。
本当は発芽させるところですが、
とりあえず玄米でしました。

洗った玄米をザルにあげて水を切り、
しばらくおく。

そして中華鍋で玄米を
炒っていくだけです。

出来上がりは、おかきのようなご飯で
この上なくおいしい。

餅米玄米を炒ります。鍋は山田の中華鍋です。
ポップコーンのように弾けてきます。
味はおかき、サクッとしています。

柔らかいですが、よく噛んでしまう。

味は高級なおかきのようです。

シリアルのような感じも
少しします。

実は炒って玄米を炊いてお粥にする、
というやり方もあるのですが、

今回はとりあえず炒るだけにしました。

余談ですが、もち米は、普通のお米(うるち米)
と違って、体を温める効果があるそうです。

やってみたらわかりますが、
もち米でお粥を作ってみると、
体がよく温まります。

冬には最高です。

炒った玄米でお粥を作ると、
なおさらです。

とても体が温まります。

それと、お米は今ではかなりの
品種改良が行われており、
農薬や肥料前提でできるものが
大半だそうです。

福岡正信さんは、品種改良の進んだお米を軟弱米、というような話を
されていますが、
要は、最近のお米は弱いと
言われているわけです。


全てが弱いというわけでは
ないかもしれませんが、
確かに色艶や食感、
味重視の
品種のお米は多いです。

もち米は、お米の原種に近く、
栽培はさほど難しくありません。

古代米(赤米、黒米)はもち米ですし、
古代米の稲は、迫力があります。


普通に炊いて食べても、もち米玄米はとてもおいしく食べられます。

さて、炒った玄米、とても良い感じです。
急いでいる時とか、
また遠出するときの
携帯食にしても
良さそうです。

ごま塩ともよく合います。

パーティーや家族団らんの
賑やかさはないですが、
何か引き締まるような気持ちになります。

そういえば、先日サルに出会って、
追い払ったのですが、その日は炒ったもち米食でした。

まぁ、一匹のサルなんで本気で
戦えば多分負けることも
ないだろうと思います。

その時は、観音経を唱えた直後だったこともあって、妙に落ち着いていました。

さらにもち米玄米炒ったご飯が
あったから、とまでは言い切れませんが、
完全否定はできません。

干し柿をとりにきたサルでした。
酔っ払ったおじさんのようでした。
睨まれて距離は2メートルくらい。

威嚇とキクイモの枝を振れば逃げました。
次の日には、掲示板が出ていました。隣のおばさんに話しただけですが、もう区長にまで伝わったらしい。

掲示板の内容を見ると、全て真逆の対応でした。


これが巨大なイノシシや熊であれば、
そうもいかないかもしれません。

それでも、食べ物って心理や身体に
影響すると思います。

もしスナック菓子ばかり食べる生活
だったら、
焦っていたかもしれない。あるいは過激に反応していたかもしれない。

その時は妙に落ち着いていたので、
もち米玄米最高ですね。

さらにキクイモも役に立ちました。
サルを傷つけず、威嚇、追い払うには
ちょうど良いキクイモの枝でした。

軽いし、折りやすい。太さも3cmくらい。
猿の威嚇用の道具として役立ちました。


ただいずれにせよ、
お米ってやっぱり気持ちが
引き締まるようです。

なんだかんだ言っても、
梅干し入りのおにぎりは
最高だし、ご飯だと力が出ます。

日本人にはご飯があってる、
強い人はきっとお米食べている、
って思います。

玄米がゆと梅干し。おそらく栄養学的だとそれほど栄養が多いわけでもない。
でもお米だと力が入るのは、
実感します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?