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結構多い、除草

ここ最近、歩いて目につくのは、
枯れた草があまりにも多いこと。

歩くと、今、どんな野菜を植えているのか、
また農家の方々の知恵などを見れます。

たとえば、栽培方法、支柱の立て方、
などとても参考になります。

ですが、最近、視界に入ってくるのが、
除草剤の使われたところです。

もう敏感になってしまったのか、
現場に近づくだけで
すぐにわかるように
なりました。

おそらく猛暑で、
草刈りを楽に済ませたいのか、
除草剤の便利さを知ったのか、

あちこちで除草剤が使われていることに
気がつきました。

今年は特に目立ちます。


現状は悲惨そのもの。

柵が邪魔で草の手入れが
やりにくいからなのか。でも枯らさなくて良いのでは? 
田んぼにも何か入る気がします。


ホームセンター、ドラッグストアに行っても、
除草剤コーナーがあり、
かなり売れているようです。

使うことに何も感じないのだろうか、
本当に必要だと思うのだろうか、
など色々考えてしまいます。


ホームセンターで除草剤の
チラシがあったので、
何枚かとってみてみました。

すると、環境にやさしい、
安全、生き物にやさしい、
即座に成分は分解される、
アミノ酸系!?

など一見して良さそうなことが
記載されています。

読んでいると、本当に安全なものに
見えてきますが、

しっかり読むと、危なげなことが想像できます。

たとえば、取り扱いの注意点、

防水手袋/長靴 着用、長袖長ズボン、
洗濯は分けて洗う、
触れないように注意する、
など、まるで危険物を取り扱うようにも見えます。

魚には影響があるので、池の周り等では使わないように、
ともあります。(生き物にやさしいとは言えないのでは?)

井戸のまわりでは使っても大丈夫。
(魚には危険だけど、人は問題ないということか)

矛盾しているようにも見えます。

除草剤の脅威という本に
書かれていたことでは、

元々、化学薬品を兵器として使われた。
戦後は農薬に転用してきたそうです。

日本刀から包丁作り、
床屋さん用にカミソリを作るなど、
時代が変わって
違う分野に移るのはわかります。


ですが、兵器からの農薬、
どう考えても安全とは言えないと
感じています。


兵器、つまり人を殺傷、あるいは、何かしら生命体にダメージを与える
ものです。

枯葉剤から除草剤、
戦時中に殺人用に使われいた
毒ガスが殺虫剤に、
あるいは、農薬から兵器に、
といったことが紹介されています。

もちろん、成分は変わっているそうですが、
似たようなもので
検査は不十分だと言えるらしい。(長期、遺伝、他のものと複合等の検査)

長くなるので、割愛しますが、

生体にダメージを与える、

植物だけでなく、関わる生き物(微生物やみみず、昆虫類)にも影響がある、

(草が枯れば、地下の生き物には影響します。)

そして昆虫を食べるカエルや蛇、野鳥などに
よくわからない成分が入るといった
流れは考えらていないようです。


正直いうと、除草剤は今年の夏に
見てきただけで、
あまりにも多すぎてもはや絶望、

如何にして、影響を受けないようにするか、
を考えるようになりました。

小さな田舎町近郊ですらこの現状、
広大な農地が広がるところでは、
もっと多いはずです。

隣町を見ると、上流の田んぼや畦道、
農道、道路脇などで、
除草剤は使われています。

それも結構な量で、小川等を通して、
下流に流れているはずです。

もう見慣れてしまったくらい、枯れています。
明らかにダダ漏れ。
水は下流に流れます。


少し離れた下流で自然農法を
している人がいますが、

影響受けているんじゃないかな、
って思いました。

薄まっているだろうけど、
遠く離れているとはいえ、
上流からの水を引いています。

何か、分解されないものもきっとあって、
あるいは相当薄まって、
下流に流れているのが現状ではないかと
想像します。

水質検査に引っかからないけど、
何かよからぬ物質が流れているのでは、と色々考えてしまいます。

ただ、一つ、現象として明らかなのは、
アユがいなくなったことです。

見る限り、今はコイやナマズなどの
川魚しかいないようです。

地域の行事で、神社や道の清掃を
することがあるですが、
休憩の時に、年配の方が
いろいろと話をされます。

「昔は、あそこの川でアユの
掴み取りをしていた、
アユがたくさんいて、天然物のアユはうまかった」、

など、会話で何度も出てきます。

解説書には、魚に影響があるので〜、と書かれていることの証明ではないか。

多すぎ。。
ここもまきすぎ。去年はこんな状態ではなかったです。
地域の特産品が作られているところですが、
畑に撒いて、整備。
これを見ると、もう何も言えません。


近所の親しいおばさんに除草剤のことを
聞いてみると、

「あんな気色悪いの、使うわかないやん」と言われました。

なるほど、
気持ち悪い、きしょくわるい、
など違和感を感じれば、
人は使わないんだろう。

私も、恐ろしく、使うことはありえない。

先のおばさんのように、
気持ち悪いと思わない限り、
手にしてしまうのかもしれません。

地方の草に対する感情は、時には異常に思うことすらあります。

普通なら想像できないと思いますが、
普段温厚なのに
草を見て、キレる人を見たことがあります。

畑を借りる場合、ある程度の草管理は必須ですが、除草剤撒くまでには至りません。

でも、怒られるより、
先手を打って薬を撒いておく、
あるいは楽したい、って言う人、
残念ながらいるようです。


確かに除草剤で草を枯らせば、
草管理は楽かもしれない。

でも、その楽、自然に対して払った代償は、
誰かが払うことになりはしないか?。


増えている難病の多くが、
除草剤だと30年くらい前
に主張されています。

ユニセックス、メニエール病、子宮内膜症、メス化、乳がん、自閉症、などの単語だけでも
的を得ているように思います。

当時は、過剰な意見だと
言われていたようですが、

今の現状をみると結構
当たっているように思います。


となると、代償は他の人が
払っているのかもしれません。

アユが減った、外来魚のせいだ、
ブラックバスを捕獲しよう、

という流れがどこかでありましたが、
疑問点が多々あります。

実際、ひと昔前のことですが、
アユのミノーでは全くバスは釣れず、
ラバージグ、クランクベイト、スピナーベイト、ワームなどのルアーの方が
バスは良く釣れていました。

バス等の研究者の話では、バスの胃袋内はゲンゴロウやヤゴが大半だった、という話も聞きました。

外来魚が原因とは必ずしも
言えないという意見でした。

それでも学者の方は外来魚が
原因だと主張する。

地元では、鵜が鮎を食べてしまった、という人さえいるくらいです。(昔から野鳥はいただろうし、そもそも少ない。 魚を食べ尽くすとも思えません。)

他の原因について、想像、仮説、
何か調べていかなかったのか。


暑いから、草管理大変だから、
楽したいから、
その他いかなる理由であれ、
薬剤を使わないように
ならないものだろうか。

とはいっても、この異常な流れは
そう止められそうにもないですね。

自己防衛、
少なくとも、自分が関わる人たちには
影響がないようにすること、

あるいは、防ぐ方法を模索していくのが
一つの課題です。

畑の中にも撒かれているようですが、作物は食べて大丈夫なのか、
とさえ思ってしまいます。
この下流で自然農法の農家もあるのですが、
成分が分解、あるいは薄まって
流れても大丈夫、
とは思えません。
近づくだけで、背筋に悪寒が走ります。色が違うのでよくわかります。
圧倒的に強いササまで枯らす。こういう類の現状は、今年は特に目立ちます。

学校の校庭、
駐車場、
線路わき、
空き地、
一般家庭の庭、
コンビニの敷地内、
その他多数見かけました。

農地以外で使用されるものは、
農薬として認可されないものも使われており、
危険物とも言えるそうです。

なるほど、農地以外でも使われるから、
ホームセンターでよく売れているわけです。
農家でない一般の人も買う。

気楽に買えるから、適当に、
あるいは説明書の分量を超えて
使う人っているんじゃなかろうか?

濃い方が効く、とか考える人。

少なくとも、近辺を見た限りでは、
撒きすぎに見えます。

安全とも言われている遺伝子〜、
殺虫剤、多様な添加物、飲み過ぎ食べ過ぎ、
化学調味料、農薬、薬の多用、
その他ストレス等、
薄まった除草剤、

トータルで病気になる、っていう流れや
現状があるように思えてきます。

こういうのを見ていると、
何気にスーパー等で売られているきれいな
大豆、あずき、主食のお米、
その他野菜全般、

自分なりに調べて行くか、
完全自給をするか、
など手を打っていかないと
まずいかも、って思うようになりました。

少なくとも、生命力の強い野草が死滅するものが撒かれた場所、
畑でできるようなものは、

食べちゃダメだろう、
作るのもどうかしてる、
売るのもどうなのか、

って思います。
でも認可されているものを使っている
わけだから、本人は悪気はないと思います。

少しの疑問でも抱かない限り、
おそらく変わらない。

毒はすぐには現れず、
何十年か積み重なって、
体に異変が生じる。

それでも原因はわからない、
いや、気がつくこともない。

怖いけど、周りを見ていると当たっている
気がしています。

一昔前は、私は特にこだわることもなく、
安くて多いものを選んでました。

少なくとも、無関心で生きていくわけにはいかない、と今年の夏は特に
思うようになりました。








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