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大豆の葉でお茶作り

丹波黒大豆の葉っぱを使って
お茶作りをしてみました。

豆からお茶はありますが、
葉っぱを使うのは初めてです。

前々から、いや何年も前からやろうと思って
してこなかった。

怠け者の愚かさ、
先延ばしが永遠になる、
これほど愚かはない、
って自分で思いました。

後悔はもうたくさん。

こういう時は、考えたらダメですね。
先に体を動かす。

先に豆を収穫してきて、家の
前に丹波黒で
山を作る。

これくらいすれば、丹波黒の葉っぱで
何かするしかない。

後悔は嫌ならやればいい。

急がないと葉が
枯れてしまいそうです。

大きな丹波黒に葉っぱ。
黒大豆はいい感じです。
全くの無肥料、農薬、殺虫剤等
一切なし。カメムシなど
チラホラいましたが、
なるべくきれいで緑の多い葉を選びました。
不発の、膨らまなかった大豆も
入れてみました。

無駄なく生かす。


さて、この種の葉っぱは、
桑の葉や柿の葉茶と同じように、
蒸して干す、のが良い、
と直感で決めました。

水でさっと汚れなどを洗い流し、
少しだけ自然乾燥。

2分くらいさっと蒸しました。

その後に天日干しです。


虫食いはあります。
色もきれいとは言えません。
でもいい感じがしてきました。
天日干しの乾きが甘かったので、
さっと雪平鍋で炒りました。
パリパリになっちゃいました。
粉になりそうです。でもとてもいい香り。
大豆の葉っぱ、使えます。


さて、まずは自分用に選別アウト気味の葉っぱで作ったお茶。

桑の葉茶に見た目はそっくりです。

大豆の葉っぱのお茶を入れてみました。
炒った大豆の香りがします。


これ、甘くてむちゃくちゃ美味しいですね。

笹の葉茶やマコモダケ茶などが
最も好きでしたが、

超えました。
大豆の葉がトップです。

甘くて余韻あり、
そしてどこかハッカを
僅かに感じさせるような、
清涼感か、スッキリ感。

いや、これは気のせいか。

甘くて余韻があって、
どこかスッキリする。

感想が難しいですね。
とにかくいい味です。

大量にある大豆の葉っぱ、
うまく使いたいところですが、
作業が追いつきそうにありません。


でも追われるくらいがいい。

これは我ながら、
逆転のヒットを打ったかのような、味。

いいお茶です。

とにかくおいしい。

よし、明日も丹波黒、葉っぱを可能な限り収穫しよう。

これなら、仮にシカに黒豆を食べられても、
十分立ち直れそうです。

豆で泣いても、お茶で笑える。

豆を食べられたとしても、
葉っぱ、使えばいい。

今年は豆も葉っぱも使える、って思えば
二重で得した気分になりました。

葉っぱは変色気味だけど、
全然いい味出ています。

豆をお茶にするよりも、
葉っぱは使えるなって思いました。

甘くて、余韻があって、優しくていい味。

色々やってみる価値はありますね。

そう言えば、こういう時こそ、
無農薬無肥料、自然農法が生きてきます。

おそらく殺虫剤など一度でも使っていたら、
わずかに残る何かが気になり、
お茶なんか思いつかなかった。

手抜きな栽培が、
生きてくる時です。

結局、農薬や肥料は使わなければ、
色々といいものが
できるってことのようです。

3年も先延ばしにしていた
大豆の葉っぱの
お茶でした。

きっと葉っぱの収穫のタイミングとかあるんだろうけど、
今でこの味なら、
まだまだ行けそうです。

寒くなって葉が枯れる前に、
できるところまで、
葉っぱも活用したいところです。


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