FIKA(フィーカ）という言葉を聞いたことはありますか？

FIKAとは、スウェーデンの生活習慣のひとつで、簡単に言うと「コーヒーを飲みながらお喋りすること」です。
語源はスウェーデン語でコーヒーを意味するkaffeから来ているそう。

私の親友のひとりにスウェーデン人の女の子がいて、彼女はコーヒーを飲みながらお喋りする時間を大切にしていました。仕事中も、時々コーヒーを飲んでいたほど。

そんな彼女に影響を受けた私も、「ねぇねぇ、今からフィーカしない？」などと言うようになりました。

スウェーデン人の彼女は、フィーカは「大切な人と、大好きなコーヒーを飲みながらリラックスするスウェーデン人にとって、とても大切な時間なの」と言います。

スウェーデンの彼女の家に遊びに行った時、街中のカフェで、老若男女問わずフィーカを楽しんでいるのを目の当たりにして、なるほど…と納得したのを覚えています。

フィーカを楽しむ人々は、皆リラックスして幸せそうなのが印象的でした。

ショッピングの合間にフィーカ。（スウェーデンのコーヒーはとにかく大きい。しかも、ドリップコーヒーは、ほとんどのお店でおかわり自由）

スキー場でも、スキーの合間にフィーカ。

おうちでも、１日に何度もフィーカ。

もともと、コーヒー好きな私は、一日に何度もコーヒーブレイクをとっていたのですが、スウェーデンのフィーカ文化に触れてからは、コーヒーブレイクが違う意味合いを持つようになりました。

日本人は、一生懸命寝る時間も惜しんで働く人が多いですが（それはそれで、素晴らしい国民性だとも思いますが）、たまにはフィーカを楽しんでみてはいかがでしょうか？

美味しいコーヒーとお菓子を、大切な人と一緒にゆっくり楽しむ時間。

リフレッシュしてから、仕事に戻ると驚くほど効率が上がりますよ。
北欧スウェーデンのフィーカ、ぜひ取り入れてみてくださいね。