見出し画像

「できる大人は、男も女も断わり上手」を読んで

今日は読書記録。
「できる大人は、男も女も断わり上手」を読んだよ!

というのも、もともと私、「何かを断る」ことがすんごく苦手で。


「相手を傷つけちゃったらどうしよう」
「機嫌損ねて欲しくないなぁ」
「私が頑張った方が結局早いし楽だし、まぁ引き受ければいいかぁ…」
とかなんとか、とにかく「他人にどう思われるか」を気にし、あるいは「結局自分で全部やった方が気が楽」みたいなところがあったから、多少自分が折れたり無理したりしながらも断ることなく全部受け入れてたんね。


でもねぇ、、そうもいかなくなってきた。


留学生活。学校のクラスメイトやそれ以外で出来る友達。いろんな人と関わりたいのはやまやまだけど、学校、バイト、宿題に追われているし、何よりそこまで金銭的に余裕がない。
申し訳無いけど、いろんな意味のキャパ的に、人を選ばないと私の精神がどうにかなってしまう。


あと、やっぱみんな海外来るってだけあって、(人のこと絶対言えないと思うけど)マジで良くも悪くも「個性的」
はっきり言う。
「馬が合う合わないが、確実に存在する」


それでも、とりあえず「他の人にどう思われるか」を常に意識しちゃう私は「自分がされたら嫌なことは、相手にしない」という子供の頃からたたき込まれた呪文をきっちり守り、正直苦手な人、距離を置きたいと思っている人にも満面の笑みで対応するし、分け隔て無く優しくしてしまう。
そしてもともとの性分である「誰に対しても誠実に」という姿勢。
相手の話をまっすぐに聞き、大真面目に返答する。(裏返すと冗談通じない、クソおもんない、重いやつ、笑)

悩みを抱えて私に相談してくる人にとって、私という存在はさぞ心強いことだろう。(自分で言うな)
たとえ私が、その人のことを苦手だと思っていても……


まぁこんな感じで、苦手な人をどんどんどんどん引き寄せてしまう。。。


とんでもない悪循環だ!!!


そんな感じで、「どう断るか」に悩んでいた時、VPLで見つけてすぐさま手に取った。



この本の好きなところ、それは「具体的なメッセージ・発言例が具体的なシチュエーションとともに載っていること」。


よくビジネス書とか自己啓発本とかって、精神的にこうであれみたいなことや、こういう態度でいること、こういう考え方でものごと捉えていこうぜ!みたいなのが多い気がするんだけど、そういうのイメージするの苦手な私にとって、なんとなく言わんとすることはわかるんだけど、「じゃあ実際に何したらいいん???」ってなることが多い。


例えば、多分私にも当てはまるんだけど、割と何でも出来ちゃう完璧系な女の子で彼氏が欲しいと思っている場合、「スキを見せることが重要!」みたいなこともう耳たこってくらい聞いてるけど、「うん、わかった、スキを見せることでつけ込みやすくするのね。はいはい。……で?スキって何よ!??!?「私の」スキじゃないにしても、なんか具体例ちょうだいよ!!!スキってなんなのーーーーーーー!!!!」ってなるのよ。
(※未だにわかっていない)

週間占いとか見るのも好きだけど、ああいうのも大体ほわわ~んとしたことしかかいてないから「あ~はい…なんとなく、なんとなくはわかったけど……要するに何がいいたいん??Make it clearでお願いしますPls……」って気持ち…笑笑


さてさて。この本を読んで、忘れないようにしたいなぁって思うことは、「断る基準を設けておくこと」。微妙なラインだと「え~どうしよう、できないことはないしなぁ、でもなぁ…」みたいなので一生悩むから、自分の中で「これに引っかかったら速攻×!!」みたいな条件をクリアにしておこう。(自分へ:Notionに基準をまとめましょう。)

でもこれよく考えれば、「断る」時以外でも普通につかえるんよね。
たとえば、バイトの時。
やらなきゃいけないタスクを複数抱えているとき、何から順にやるべきか考えてみるけど(基準:どのくらい時間がかかるか?どのくらい手間がかかるか?締め切り(何時までに終わらせないといけない)があるか?私より早く上がる人がいるうちにやっておくべきことか?等)、自分一人では判断がつかなくて一生「ぬ~~~~~~~~んんんんんんんんn………わっからーん!!!」ってなったり、あとは普通に初めての仕事任されて一通り説明聞いて理解したつもりだったけど、実際に手を動かしてみたらわかんないことが出てきて!?!?!!?ってなったとき、とか。

どちらの場合も大抵、「あ、なんか行き詰まりそう…!」っていう時点でだれかに助けを求めた方が早いんだけど、私の場合は恥をかきたくないのか、とりあえず自分で出来る範囲まで頑張ってみようとして、結局ただただ時間だけ食うだけだった…って言うオチになりやすいんよね…


何をするにも、「これ以上は無理!」っていう基準を設けて、そのゾーンに達したらさっさと助けを求めること、あるいは断ること。それが、悩まないことへの一番の近道なのかも知れない。



そしてそして。
「断るときも、相手のことを思いやること」


これだけ見ると、「おいおい!結局お人好しなNonに変わりないじゃないか!」ってなるんだけど、この場合における「相手への思いやり」とは、その場、その時点のこと。
つまり、ただ単に「あ、その日は予定あるから無理~!」とかじゃなくて、「誘ってくれてありがとう!でも残念、その日は既に約束があって、、、代わりに次の日曜日はどう?」とかって返すらしいよ!!この「代替案の提示」!スマートだよね!断っちゃうとそれでおしまいだけど、もしかしたら次につながるかも知れないバトンを自分から出すって言う。

こういうの、自然には思いつかないたちだから、具体例載せてくれるの、本当にありがたい。


もちろん、距離取りたい人には代替案はこちらからは出しません!下手に期待させない!興味があります感を演出しない!!


こうやって書くと、私、ものすごい冷たいやつ、嫌なやつって思われるかもだけど、べつに、いい。
自分は自分が一番大事で、自分のこと大切にする、自分のことを守る術を学んでいるだけだから。


他にもビジネスシーン、プライベートの時、男女関係などなど、さまざまなシーンでの具体的なシチュエーションにおける「断り方」が載っていて、凄く参考になります!
興味ある方、ぜひチラリしてみて下さい😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?