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まるで呼吸をするように旅をしていた

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主に旅の話。
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#写真

私的にここはナウシカの風の谷。「高知県・津野町」が気持ち良かったので記録

地域をテーマに活動するTURNS さんとのお仕事をきっかけに、定期的に高知県におじゃまするよう…

サマルカンドブルーに染められて(ウズベキスタン・サマルカンド)

トルコからウズベキスタンへ渡って早6日目。「ウズベキスタンに来たならぜったいに行った方が…

ふうわり漂い癒す、君はくらげ(トルコ・カッパドキア)

気球はくらげに似てるなあ。 気づけば、ポツリ言葉になった独り言が空気に溶けていった。 …

日本から少し遠いこの見知らぬ街に愛着が湧いてしまうのは、きっと(ラオス・ルアンパ…

ああ、好きだなあ。何度目かわからない同じひとりごとをつい呟いてしまう。それは特別な誰かに…

#56 穏やかな鮮やかさに酔いしれて【ネパール・カトマンズ】

「この街好きだ」とか「この人好きだ」の直感は、何故だか外れない。 きっとそれは、言葉では…

#55 おじゃまします、旗の揺らめく街【ネパール・カトマンズ】

人生を楽しむ為のポイントは、自分が自身に、どれくらいワクワクできるかで決まると思っている…

膨らみすぎた期待と横たわった現実の隙間で【ネパール・カトマンズ】

「なぜそんなに旅が好きなのか」の質問には、いつも頭を悩ませる。 それは、旅が好きだと思ったことが、多分1度もないからだ。 マグロが止まってしまうと死んでしまうのと同じように、どちらかというと私にとって「移動すること」は呼吸するのと同じ感覚で、一箇所にジッとしていると心が、死んでいく気がする。 黒い塊に侵食されていくあの感じは、今も言葉にできない。 あの感覚から私を救い出してくれたのが、旅だったのだ。 そんな事を、久々の旅はゆっくりゆっくり、教えてくれる。  ダハニとトニ

心がほどける、裏表のない瞳【インドからネパールへ】

あんなに沢山いた乗客は、みんなムンバイが最終地点らしい。 ここから乗り継ぎに向かうのはた…

徐々に染み込んでいく旅の匂いに酔いしれながら【タイ・バンコク】

タクシーの中から、オレンジ色に染まっていく街を見あげる。途端、心の奥から名前も知らない、…

この体をつくる全細胞が多分今日に、全力で恋してた

*この記事はg.o.a.tで執筆している記事の転載です* * 19歳の頃。 なじめない教室で、窓の外…