【49/1000ノック目】映画「キネマの神様」を観て
原作の原田マハさんは、大好きな作家さんの1人です。
美術が好きな私にとって、元キュレーターの彼女のお話は、私にとってキラキラと輝く宝石箱のよう。驚かせてくるびっくり箱のよう。一喜一憂しながら、いつも見ています。
そんな原田マハさんの「キネマの神様」は、まだ読んでいないものでした。(なぜか)
先日、大変お世話になっているAmazonプライムで観れることを知り、ワクワクしながら見始めたました。
私は基本、映画の内容は追うのですが、好きなのは俳優さんの演技を見ることが大好きで。
こんなにナチュラルに、こんなに目を輝かせて演じられるものなのだと、感心しっぱなし。
演劇が好きな私は、内容うんぬんよりも俳優さんの演技に魅了されるタイプなのです。
やっぱりすごいと思う人
いやあそれでさ、やっぱりすごいのは菅田将暉くんなのよ。auのCMの鬼ちゃんきっかけで好きになったので、我が家では鬼ちゃんと呼んでいますが。
彼は主人公の若かりし頃を演じるんだけど、それがもう素敵で。映画監督の役だったのですが、自分の考えた脚本を話す時の、キラキラと輝いた瞳が美しくて。
「うわーすごいなー」
思わず口に出していました。
みなさんすごく上手なんです。食い入るように見ていた時に、旦那と話しました。
この主人公のおじいちゃん、誰なのだろう?
内容は割愛しますが、このおじいちゃんはなかなかのクズ。お金にも女の人にもだらしのない、薄汚いお方。(言い方がストレートですみません。でもこれを演じられるのって、本当にすごいこと)
号泣した後に、エンドロールで名前を探す。
(エンドロールに自分の名前が流れたらいいな...という妄想と共に)
沢田研二...?
ん?聞いたことあるぞ?あれ...?ひょっとして...
ジュリー?!
驚愕と共に、パニックを起こす私w。ジュリーって、あのジュリー?!「ああ〜あああ〜」って歌ってた人?!
旦那がすかさず検索をかけてくれた。うん、どうやらそのようだった。
流し目でハットを被っていた、あの麗しいジュリーの面影はとんと無かったのですが、やっぱり人を惹きつける魅力は、歳を重ねた今でもおありなのですね。いやあ、すごい。
少々取り乱しましたが、ぜひ「キネマの神様」をご覧ください。役者さんの演技が素晴らしいです。
(はて、ジュリーは元々役者だったのかしら...?)
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