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「みんな」という言葉のとらえ方

ある人から「みんな」という言葉が怖いと言われました
「みんなが言ってた」と言われると、自分対大勢の構図になっている。
そんなに一人で言いにくいことなのか。
私とその人の関係性の問題なのか。
・・・と。

そう言われるまで私は気づいていませんでした。
私は無意識に「みんな」という言葉を使ってその人と話をしていたようです。

思い返してみれば、その通り。
でも、言われたときにすごく怖くなりました。
「みんな」を使わずに話す、ということを考えると、私はとても話しにくくなって、その後の言葉が出てきませんでした。

ただ指摘されただけ。
言われたことをやめたらいいだけなのに、どうしてその後話せなくなるくらい怖くなったのか。
どうして「みんな」という言葉を自分が使ってきたのか、一人で考えてみました。

1 自分の意見に自信がない

私は特性なのか、頭の中でずっと考え事をしています。
誰かが話を始めるとそれについての意見がどんどん頭の中に出てきて、いっぱいになります。
それをそのままアウトプットすると、否定されたり、少数派の意見のことが多く、自分の意見に自信がありません。

少数派の意見としては自信があります。
でも多数派ではないので周りの空気を壊してしまうのです。

なので、仕事関係で話をするときは周りに話を聴いてもらって、これを上にあげてもいいのかどうか確認してから発言するようにしてきました。
その時に一人ではなく何人かに話を聴いてもらうので、そのことを「みんな」と使っていたようです。

2 相手に納得してもらえない

私はよくしゃべりますが、思いついたことをポンポン話すので、根拠がないことが多いです。
なので、真面目な話や深い話をしていると一人で浮きます。
何かを決定しなければいけないときも根拠がなく、意見としては正しいのに相手に納得してもらえません。

そういう事が積み重なり、何か重要なことを決めるときには、やはり事前に周りの承認を得たり、アドバイスをもらったりしています。
そこで色々な人に話を聴いてもらって認めてもらったということで「みんな」と使います。

3 「みんな」という言葉にそんなに重きをおいていない

私がつかう「みんな」という言葉はそんなに重くありません。
軽く使っていましたが、それが重く感じる人がいるという事が今回分かりました。

4 場の雰囲気が一番大事

場の雰囲気が悪くなるのが嫌です。
誰かの意見が違うと思ったとき、それに意見すると場の雰囲気が壊れることがあります。
その悪くなった場の雰囲気を感じると体も心も苦しくなります。

それを自分一人の意見で雰囲気を壊してしまうのが一番嫌です。
そこに少しでも多くの賛同者がいれば、全体の雰囲気が大きく壊れることはありません。

う~ん、書き出してみると卑怯な人間ですね。
自分に自信がないから周りを味方につけてる。

もっと自分に自信をもたないといけませんね。
自己肯定をするのが現在の私のパッションです。

今まで使っていた言葉を変えるのはとても大変です。
でも、それを変えなければいけない時期なのかもしれません。


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