漫画家(♂)が育児がんばる日記、はじめます。

去年末に娘が生まれて、仕事量を思い切り減らして育児をがんばってます!

育児と仕事の両立、まだまだ手探りで完璧な形にはなっていませんが、こういう日々の試行錯誤とか気づきとか、自分の振り返りのためにもnoteに書いていこうかなって思います。

仕事量の減らし方も何パターンがあって「1週間の内に1日だけ働く」とか「毎日2時間だけ働く」とか色々試してみました。効率の良い仕事の減らし方は、その人の集中力のタイプによると思うので個人差がありそうですが、ぼくは「仕事する日を決めて、3時間くらい集中してやる」が合ってそうな気がしてます。

でもこれって、時間に縛られないフリーランスである事が前提の話で、会社員で育児に貢献できている人って本当にすごいと思います。「貢献」って言い方が、あたかも「育児は母親がする前提」みたいなニュアンスがあって、フェアじゃないと思う方もいると思いますが、仕事量をゼロにしてフルパワーで育児した期間を作れたからこそ、気づいた事があって。

それは、やっぱりママにしか出来ない事って、多いなって。おっぱいあげる事はもちろんですが「ママが抱っこするまで泣き止みま10」みたいな特番始まる時あるし、だから「育児は母親がする前提」って考え方では一切無いけれど、謙虚さの表明というか、尊敬の気持ちというか、そういう意味で「ママにしか出来ない事がある」という当たり前の事を忘れない様にしようと思います。理想を言うと、ママも「パパにしか出来ない事がある」って思ってくれていると最高にハッピーです。

と言うのも、どうしても慣れない育児をしていると、お互いが「自分の方が大変じゃね?」って思う瞬間があるので。ママはそう思って当然ですが、パパもパパで仕事があると、頭では分かっていても「わし、家族のためにがんばってるよぉ…」って心が悲鳴をあげる時ある。でも、元が共働きだった場合、奥さんは仕事がしたくても出来ない時期がツラいはずなので「仕事が大変」がそもそも羨ましいと感じてしまうかも知れません。

ぼくが少し仕事量を戻した時、その分奥さんの育児量は増してゆくので、その時期はケンカもしました。でも奥さんは仕事が大好きな人なので、目指すはあくまで「とも働き・とも育児」の夫婦だよねって話をして。仕事がモデルなので動ける様になったら即復帰とはいきませんけど、赤ちゃんも一緒に行けるジムに行ったり、がんばってます。

そんで「とも働き・とも育児」を目指すにあたって、育児って単純に分担できないんだと気付きました。「今日は私が全部やるから、明日は全部やって」って分担も難しい。だって、ゆっくりトイレも行けなくなっちゃうから。チャイムが鳴っても出れなくて、アマゾンの不在票が溜まってゆく…。

単純に分担できないからこそ、本当はお互いの頑張りを比較できない。「何%貢献している」とか、そういう測り方をし始めると絶対にお互い不満が出る。これは性別の差だけでは無く、性格の差もあります。何をするにも向き不向きがあるので、相手の出来る事を尊敬し合うのがハッピーだと思ってます。

あと、ガッツリ育児ができて思ったのは「これはやってみないと分からない事が多い」という事です。ぼくは今後も「とも働き・とも育児」を目指すつもりですが、会社員の方でも育休が取れる時代になってきたので、2ヶ月だけでも仕事をお休みして育児をする事を、めっちゃオススメします。

あえて仕事っぽく表現してみますが、生後2ヶ月辺りまでの育児ってタスク表にしてみると案外少ないんですよね。やらなきゃいけない事を箇条書きにするとそんなに多くない。でも、そのタスクとタスクの間にめっちゃめちゃ細かいのがあって。「どうしてもゲップが出ないからしばし見守る…」とか「泣くの?泣かないの?…泣かないの…泣いた!」とか「目を離した隙にタオルケット頭からかぶってる」とか。要は、ママパパ先輩が口を揃えて言う様に「目が離せない」って事。この「目が離せない」度合いは、ちょっとしばらく一緒に過ごさないと想像できない。想像を絶する目が離せない度。

だから例え会社勤めで、いずれは育児の大部分を奥さんに任せなきゃいけない旦那さんも、育児しかしないという時期が作れると「奥さん、マジで尊い。最高。愛してる。」って半永久的に思えるのでオススメです。

ぼくもまだ新米パパのペーペーですが、こんな感じで日々思った事を書くマガジンを始めようと思います!

近しい状況の方々に読んでもらって、意見交換とかもできたら嬉しいです!育児の合間に書くので不定期だとは思いますが、何かあればマメに更新しようとは思うので、宜しければお付き合いください!

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