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自然栽培で家庭菜園チャレンジ#4

暦の上ではもう秋。それにしてもいまだ暑く、長期予報によると今年は10月になっても30℃が超えるとか!?秋は来るのでしょうか。

今年から始めた自然栽培。初めてにしては、意外と上手く栽培できているかも。。。と思っていましたが、ピーマンと唐辛子は明らかに成長不良で失敗ました。
どちらもいつまで経っても苗は大きくならず、本枝はヒョロヒョロしたまま。
ようやく最近ピーマンは少しづつ実をつけてくれるようになりましたが、
唐辛子に至っては、先週第一果を摘心したものの、いまだ変化なし。

原因は・・・雑草。つまり草負けしてしまったのです。
そしてその雑草とは、私の植えた緑肥植物。

昨年の秋、自然栽培に出会い、草マルチという言葉を知りました。
しかし、それまでビニルマルチを使用し、雑草を抜いてきた畑に草はなく、周囲の雑草を刈っても大した量にはなりませんでした。

緑肥の種を購入し、畝間に種を播いたものの、小さな畑のため、
種はたっぷり余る始末。
ならばと、冬の作物を育てる代わりに、空いた畝に播いてみたのです。
結果、緑肥は大繁殖。
春には、びっしりとグリーンのマルチカバーが出来上がっていました。

そしてその場所にピーマンと唐辛子苗を植えたのです。
もちろん苗の植え付け時に、畝に生えていた緑肥は刈りました。
でもそこに落とし穴が。。。

なんでいつまでも小さいままなんだろう、と思っていた矢先、
ふと読んでいた自然栽培の挿絵にハッとし、気がつきました。
私は、草マルチの高さに気を留めていなかったことを・・・

苗の周り、周囲15センチの緑肥には気を使い、綺麗に刈り込んでいました。が、それより先に生えている草には無関心でした。
結果、ピーマンも唐辛子も背の高い草たちに囲まれてしまい、
彼らに充分に陽が当たらない環境になっていたのです。

なんとか第一果をつけたピーマン。苗が明らかに小さい・・・

秋に播かれて、すでに成人になっている雑草と
春に生まれたてのピーマン苗たち。
いつまでも大きくならないのは当然だったのです。

更に草の成長力は強く、畝にはどんどん草が育ってくる始末。
充分な日当たりも得られず、常に侵略を受けていたピーマンたち。
土の中でも十分に根を張ることは出来なかったと思われます。

明らかに雑草の力を見誤りました。。。

より野菜の立場になって、畑を俯瞰的に観て、感じて
お世話することが大切なんですよね。
そもそも雑草は野菜より強い。
だからこそ放っておくのでもなく、手をかけすぎてもダメ。
特に根を張る初期は、身体をつくる重要な時期。

これらは自然栽培の本やyoutubeで、既にたくさん目にしてきたことなのに、なんで実践できなかったのか・・・。
自分に腹が立つ反面、不思議なことに、次こそ元気に育てたい!と
前向きに思っている自分もいて、むしろ私にはそれが驚きでした。

打たれ弱くて、気持ちの切り替えの遅い私が、
もう一回チャレンジしてみようと、次の栽培に向けて
前向きに気持ちを切り替えているのです。

畑を始めた頃は、発芽が失敗しただけでも、
数日落ち込んでいたことを思うと、なんという変化!
畑に育ててもらっているのは、私なのかもしれません。




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