coffeeとchill
「チルしようぜ~」
こんなセリフが聞かれるようになったのはキャンプブームに火が付いたときか、野外でお酒を飲みながら音楽を聴くようなフェスが盛り上がりを見せたからか。そもそも「チル」とは何かというと chill out=くつろぐ という意味で使われています。(今更)
そういう意味で言うと、珈琲を好きになる前の僕にとっては珈琲はとてもくつろげるものではなかったです。
珈琲の存在
高校を卒業してすぐに働きだした僕は新卒でとあるメンテナンス会社に就職しました。
そこは24時間稼働で3交代をシフトで回していて、一番きついのが20時から5時までの勤務でとにかく24時からの数時間が眠すぎて辛い。
そんな時にブラックの缶珈琲やら、カフェインの入ったエナジードリンクやらを飲むもんだから当時の僕には珈琲はchill outとは程遠い、単なる眠気覚ましでしかありませんでした。
生活にとける
珈琲を飲む。というか、カフェインを摂取すると良いとされるタイミングには「物事の切り替えを行うとき」が挙げられますが、それこそ劇薬のような扱いになりかねない。かといって高級感を出して特別なものにしすぎると敷居が高くなってしまう。もちろん前者としての珈琲が好きな人もいるし、後者としての珈琲が好きな人もいます。それが珈琲産業の難しいところですね。
ただnorakuraでは日常生活に馴染むような、
生活の一部としてとけこむような珈琲が作れたらいいなと常に思っています。
珈琲のあるべき姿
上記のような話をしているといつもこの話になる気がしますが、自分はあるべき姿なんてものはないと考えています。
それぞれがそれぞれの楽しみ方をしながら、家族や友人や自分と向き合いながら楽しめたらそれが正解なんだと思います。
ブラックで飲まなくてもいいし、
豆から挽かなくてもいいし、
ドリップパックだっていいし、
カフェオレにしてもいいし、
作り手にしても、笑顔で珈琲を作って幸せならそれで大正解なんだと思っています。
いまだにnoteの書き方が下手ですが、少しずつ慣れていきます。
それでは、
今日も一日お疲れさまです。
よくがんばりました。
自家焙煎工房norakura 店主
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