わたし、赤ちゃん生めるのかな

その頃には
貧血の自覚症状が多々あったため、
何かの検診のついでに申し出て、血液検査で貧血の度合いを見てもらいました。
そこで、衝撃的な結果を叩き出すのです。


詳細な数値は伏せますが、病院の先生の説明によると、
体内の鉄分を貯めておく備蓄用の鉄分(フェリチン)が底をつきそうだ、ということでした。

つまり、一般的なヘモグロビンの貧血を通り越して、重度の貧血状態に陥っていました。


「あなた、これまでどうやって生きてきたの?」
とでも言わんばかりの表情の先生から
思い当たることはあるか聞かれ、
初めて専門家に自分の月経のことを話し、貧血治療が始まりました。
もちろん婦人科受診も勧められました。


このとき、24歳。
初めてこんなことを考え始めます。


わたし、赤ちゃん生めるのかな...?

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