社会の荒波を乗り越えろ、乗り越えねば!

なんということでしょう、
社会人になった私は、まだ自分の月経の異常に気付いていません。

朝から夜用ナプキンを(なんならタンポンも)装着し、深呼吸をして意を決して家を出て、地を這う思いで駅まで向かい、
満員の女性専用車両に乗り込み、
全体重をドアに預け、脂汗をかきながら限界を迎えては一駅ごとにホームのベンチに倒れ込む...

目の前が真っ黒になり、脳がひんやり血の気を引く感覚を何度も味わってきました。
(中目黒駅の駅員さん優しかったな)

好きな食べ物は氷、
口に入りきらないくらいのロックアイスも前歯で砕き、ぼりぼり音をたてながら平然と食べていました。

セミロングにしていた髪は抜け毛が激しく、
フローリングの隅には気付くと絡まりあった綿ぼこりがぽわんと出現していました。
爪は真ん中あたりが凹み、いわゆるスプーン型に変形していました。

その頃には目の下から頬にかけて青黒いクマが広がり、
起床時には、ベッドに根でも生やしたんか?というくらい重たい身体をやっとの思いで引き剥がし、
冒頭のモーニングルーティーンへと続きます...

※当時、貧血対策で茶色っぽいサプリを愛飲していた記憶がうっすらありますが、
何だったか思い出せないため省略。

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