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夏の延長戦

 9月になった気がしない。未だ 8月を引きずっているような感覚。

昔は「この時が永遠に続けば良いのに」と思うことが多かったけど、今はどちらかというと、スパッと切り上げてスパッと別のフェーズに移ること、いわば「終わりを見定めること」を望んでいる自分がいたりする。これは果たして成長なのか退化なのか。

人生ももう折り返しに来たという実感めいたものが、もしかすると何かしら焦燥感への引き金となったり、時間の浪費を極端に避けるといった心境に駆り立てるのか。

とかく、だらだらしたくないという圧迫感は、年を経るごとに高まっていく。そんな自分にとって、本来切り替わるべきフェーズに切り替わらない気持ちというものは、こんなにもストレスが溜まるものなのだろうか。

なんだろう。月初とは思えない倦怠感ともどかしさ。

 『ファミ通の日』は8月32日。『ぼくのなつやすみ』でバグとして登場するのも8月32日。自分にとっての「夏の延長戦」。響きこそ良く、昔はそういうロスタイムを愛でていたのに、今はどちらかというと「早く何かしら変わってくれ」という味気ない思いが頭を占めるばかりである。

年をとるとはこういうことなのか。もしくは一時的な疲労からくる投げやりな感情なのか。興味深いところだ。

今日はこんなところで。


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