見出し画像

PTAのLINEグループに救われた地震と台風の直後

昨日の台風の被害報道を見て、半ば呆然としています。
何か助けになることを書かなきゃ、書きたいと思いながら、でもいや、余計な情報ふやしてもと戸惑いながら。
思い出したこと、残しておきます。

---

昨夜は去年7月に地元大阪を直撃した台風を思い出して戦慄していた。
あの時は本当に窓からの景色が見たことのないものだった。すごい音がして、色々なものが飛んでいた。
今回の台風で住んでいる大阪の被害は軽微だったけど、去年6月の地震と7月の台風を思い出して書く。

3年前に小学校のPTA会長をしていたときのLINEグループが地震直撃時も残っていた。
PTAの運営委員18人で作ったグループ。地震の直後に元会長として投稿した。
「みなさんだいじょうぶ?」

比較的早く、みなさんから無事の返事が来て嬉しかった。
どうして2年も使っていなかったそのLINEに投稿したのか、そのときの動機はあんまり覚えていない。
ただ、情報交換するきっかけづくりとしてその投稿は機能した。

心配しあったり、励ましあったり、教えあったり。
特に有益だったのは情報交換だった。電気、ガス、水道が一時的に全部止まったので、その復旧情報がありがたかった。
18人という人数もよかったのかもしれない。

それぞれが違う人とつながっていて、ある役員の男性は消防団で、ある女性は議員さんと知り合いなど。
その情報は多角的だった。
そこで得た情報をそれぞれのママ友パパ友グループに転送したりした。

あるママ友グループでデマが流れそうな時があった。
それがPTAグループに転送されて来たときに、一次情報に当たってそれは正確じゃないということをフィードバックすることもできた。
ネットに流れている情報は多すぎて玉石混合だけれど、18人でやり取りした情報は比較的正確だったと思う。

昨日も小学校PTAグループに同じ投稿をした。「みなさんだいじょうぶ?」
全員が、無事の返信をスタンプ一個づつでくださった。
今回はほとんど被害がなかったので、やりとりはその一往復で終わり。便りがないのは無事の証。

---

ウチはこういうのやってよかったよ的な記事、書くの迷いました。
自慢?自己顕示欲?みたいな反応も怖いし、すでに被害が出ている状況で書いても遅いし。
でも、ひとつのケースとして残しておきます。

スキ「♡」をありがとうございます! 「サポート」はささやかな幸せに使わせてもらいます♪