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『一頭の巨象と百万匹のアリ』今、見るべき映画

この記事は800字の間に3展開します。

人類の危機はSF映画で何度も描かれてきた。ウイルスや細菌が厄災をもたらす映画には『復活の日』『アウトブレイク』『感染列島』などがある。だけれどもこれらを今の状況で見るのはヘビーだ。あまりにも現実に近すぎる。
かといって宇宙人の地球侵略ものはどうか。『宇宙人東京にあわらる』『インデペンデンス・デイ』『宇宙戦争』などだ。これらは逆に今の現実と離れすぎてこんな荒唐無稽なの見てていいのか?なんて気分になる。
そこでオススメするのが怪獣映画だ!今の現実と近すぎず遠すぎず楽しんだ上に勇気が出てくる。巨大生物の形でやってくる厄災を人類の叡智で撃退する映画。新しいのだと『パシフィック・リム」』と『シン・ゴジラ』。この2本は万人が楽しめるだろう。

なんて普通のことを書いて終わるつもりはない。「一頭の巨象を倒すのと百万匹のアリを全滅させるのはどちらが困難か?」という命題。
それを映画の中で描いている作品が2つある。『ゴジラvsビオランテ』と『ガメラ2・レギオン襲来』だ。『ゴジラvsビオランテ』でゴジラを追い詰めるのはバクテリアだ。体内に入ったバクテリアでゴジラは力を失う。
『ガメラ2・レギオン襲来』では敵怪獣の幼体、人間くらいの大きさの小さい怪獣が何百匹もの集団で一斉にガメラに襲いかかる。「幼体が一斉にガメラに向かったら、ガメラはかないませんよ!」劇中の登場人物のセリフだ。
そう、一頭の巨象よりも百万匹のアリの方が強いのだ。

で、もう一展開。ここではウイルスをアリに例えて語るわけではない。アリに例えるのは人間だ。現在の巨象のような危機の前で僕たちは一匹一匹のアリでしかないかもしれない。しかし、80億匹で巨象立ち向かえば恐れることはない。
つまりこの記事で何を言いたいかというと、素晴らしい映画『ゴジラvsビオランテ』と『ガメラ2・レギオン襲来』を今こそぜひ見てくださいということだ。ちなみに、どちらも平成シリーズの2作目です。

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