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ファミリー映画とは何か

所属しているNPOで映画会をはじめた。読書会の映画版だ。
参加者がそれぞれ自分の好きな映画をアピールする。
持ち時間は10分。5分のプレゼンと5分のクロストークだ。

最後に参加者全員で見たい映画に投票する。
今週2回目が行われる。テーマは「ファミリー映画」だ。
プレゼンする映画を選んでいてハタと止まった。

「ファミリー映画」って何だ?
もちろん映画興行側が定義するジャンルにファミリー映画というものはある。
正確には「ファミリー向け映画」だろう。

小学生以下の子どもとその両親、もしくは祖父母が見に行くような映画だ。
子ども向け映画ということではない。
大人も楽しめる、もしくは子どもが楽しんでいる姿をみて大人がも安心できる映画。

オノマトペにしたら「ほのぼの」って感じの映画がファミリー映画の中心だろうと思う。
例外はある。近年なら鬼滅の刃とか。
あれは「ほのぼの」には程遠いけれど、親はもちろん祖父母世代まで巻き込んで大ヒットした。

まあでもこれはあくまで興行側がどう打ち出すかのジャンル分け上の「ファミリー映画」。
個人がプレゼンする上での「ファミリー映画」にはもっと多様な切り口があっていい。

まずは「ファミリーで見て欲しい映画」だ。
うちの家族で見て楽しめたから、私が大好きだから、たくさんの親子に見て欲しい。
という動機でプレゼンする。

次は「ファミリー(家族)がテーマの映画」。
家族内でのドラマや、家族の在り方を観客に突きつけるような映画。
面白かったのは「ファミリー映画といえばゴッドファーザーやな」というグループ内の書き込み。
たしかに、この定義ならあてはまる…かもしれない。

もう一つのファミリー映画の定義。それは、
「タイトルにファミリーがついている映画」
だってタイトルでファミリーって言ってんだから有無をいわせず「ファミリー映画」だろう。

「興行側がファミリー映画として打ち出している映画」
「ファミリーで見て欲しい映画」
「ファミリー(家族)がテーマの映画」
「タイトルにファミリーがついている映画」

プレゼンする映画を考えながらこの記事を書いた。
上の4つ全部に当てはまる映画をひとつ思いついた。
今回はこの映画はプレゼンしないけれど、たくさんの家族に見て欲しい映画。

『インクレディブル・ファミリー』


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