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知られざるイスラエルの良いところ

戦争、紛争、宗教の聖地、スタートアップの聖地で有名なイスラエル(これについてはこちらで読んで)だが、それ以外にも知られざる良さを秘めた国なので、今日は純粋にそれを紹介したい!

四季はあるけど冬は穏やか

中東=アラジン=砂漠

私の長年の中東諸国のイメージだ。10歳の時に行ったにも関わらず、イスラエルに関しても同じイメージを持っていた。

砂あらしの果てに見える聖地…??

実は日本みたいに(1)四季があり(2)食べ物の旬もあり(3)夏は蒸し暑い(カラッとしていない)。おまけにテルアビブだと冬でも10°C以下にはならないので冬も穏やかだ(エルサレムなどの盆地は寒い)。

果物と野菜が安いし安全

物価や季節によるが、とにかく日本より野菜や果物が安い。それでいて、農薬や化学肥料の基準はヨーロッパと同水準なので、有機野菜でなくても安心して食べられる

🍓:🇯🇵 1パック(300g)= 500円以上
  🇮🇱  1キロ = 300円

🥑:🇯🇵 1個(200g)= 200円以上
  🇮🇱 1キロ = 300円

バナナやアボカドむ含む、ほぼ全ての青物を自国で生産しているので地産地消であることも嬉しい。

ヴィーガンが住みやすい

日本でも近年増えてきているヴィーガニズムを実施する人やプラントベース食生活をする人(どちらも動物性の食品を摂取しない)。それでも、首都東京でやっと「外出時に食べ物に困ることが減った」と言う感覚ではないだろうか。

ところがイスラエル。Google検索で「(町名)x  ヴィーガン」と検索してもあまり意味のない程、どこのお店でもヴィーガン対応がある

一つに、もともと彼らが食べている地中海・中東料理が「野菜・オリーブオイル・ひよこ豆・小麦かお米」であることにも起因するが、ビジネスの中心街であるテルアビブでは、住民の10%がヴィーガンを実施しているとされていることもあると思う。

ヴィーガン一家の我が家にとっては夢のような生活だ。

地中海の綺麗さよ

ビジネス、文化、歴史の中心街でありながら、テルアビブは自然にも近い。地中海から徒歩圏内にある。まるで中東のハワイだ。

サーファーも多いよ

英語が通じる

イスラエルの公用語はヘブライ語。そして2018年まではアラビア語も公用語だった。にも関わらず、どこに行っても問題無く英語が通じる

ちょっと安心しました?

子育て天国

ユダヤの民の国というコンセプトで1948年に建国した近代イスラエル。人口を半分以上をナチスドイツに殺されてしまった悲しい背景は、建国当初から国の政策に大きな影響を及ぼしている。彼らにとって:

人=兵士=国力

なので、子供は非常に大切にされる。妊娠・出産・子育てにおいてしっかりとして政府のサポートもあるだけでなく、街ゆく人もみな子供大好きなのだ。

おまけに公園の施設の良さときたら。
⏬郊外の比較的小さな公園にある大型ブランコ⏬

義理母と2歳の娘です

何もかもがさすがですよ。ここで子育てしたくなってきた。
おまけに、女性の社会進出率は高いが、出産率も一人3人以上が平均だそうです(ひえー)

文化はネオ・ヨーロッパ

最後になりましたが、私の中で、ともすると一番意外だったのが現地の文化でしょうか。私の当初のイスラエルのイメージは:

モロッコ的な、エスニックでアラビアなイメージ

写真の通りのイメージだったので、オリエンタルでシルクロードにありそうな文化や生活が当たり前なのだと思ってました。ちなみに写真はエルサレム内の市場。

地域にもよるが、実際は:

パリのパン屋ですか
石畳の裏路地で外カフェ

地理的にヨーロッパに近いのもあるが、歴史にも理由がある。建国当初、ヨーロッパ・中近東・アフリカの各地に数世紀(!)散らばっていたユダヤ人が「帰って」きたのが今のイスラエルであり、その多数がヨーロッパやロシアからきている「アシュケナジー」という白人系のユダヤ人である:

Wikipediaより

私の義理父もルーマニアとドイツの出身だそうだ。彼はコーヒータイムには必ず美味しい焼き菓子を食べたがるし、美味しいジャムやケーキを作る。

どうでしょう?行きたくなったかな?
私は数年後に移住する計画なので、できるだけ多くの人に知ってほしいし、訪れてほしいなと思っているのである。(寂しくなるための予防策?!)

Fin.

他にもイスラエル人との結婚や国際結婚で驚いたことなども綴ってます:


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