半径100mさんの作品「ほねかみ」を読む
うぅ～ん、こんな作品はわたしには到底書けないわぁ～
つくづく尊敬いたします

この作品の中で最後に主人公が人骨を食べる
いや～、そこまでやるか
(すみません、ネタばれです)

しかしふと我に返ってみると
わたしは自分の胎盤を食べたのである

それは水中出産をした時のこと
子供が出て来た後に胎盤も出て来る

浴槽の中でK先生はわたしの胎盤を取り上げて
「食べてみる？身体にいいのよ！」と
最初はえぇ～っと思ったが
こんなチャンスは滅多にないと
怖いものみたさに
わたしは口に含んでみる

なんのことはない生のレバーのようなものだった

夫にもすすめていたが夫は辞退していた

その話しはずっとずっと忘れていたが
ずずさんが先日得意げに
「わたし、胎盤を食べたのよ」
というから
「わたしも食べました」
とすかさず返すと
やっぱりなぁ～という顔をしていた

それはそうでしょう同じ助産院だもの
食べない訳はない

結構みんな食べている

女って…出されたものは拒まない

口に含んでみる

そうか、わたしは胎盤を食べた女か…