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宝くじで1億円当たった人の末路 (鈴木 信行)

(注:本稿は、2020年に初投稿したものの再録です。
   この投稿以降しばらくはあっさりとした内容が続きます。)

 この本も「タイトル」につられて手に取ると、想像していた内容とのギャップに「???」を感じる一冊でしょう。

 日経BP社からの発刊なので、考えてみると、実際の内容は “さもありなん” というものではあります。

 “末路”というワーディングはある意味絶妙ですね。「行く末」→「そうなりがちな一般的傾向」を、そのテーマに関する有識者が解説する体の著作です。
 取り上げられたケースは「23の末路」。
 タイトル以外では、たとえば、
  ・キラキラネームの人の末路
  ・自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路
  ・いつも不機嫌そうな上司の末路
  ・体が硬い人の末路
等が並びます。

 企画としての着眼は面白いと思いますが、正直なところ中身はイマイチです。



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