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サバオシの女性歯科医師です。出力したい人。書く、サバの絵を描く、新しい創作が好き。 「…

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サバオシの女性歯科医師です。出力したい人。書く、サバの絵を描く、新しい創作が好き。 「噛む食育」講演、「名越康文式 性格分類・体癖論」体験カフェ講座はこちら https://www.street-academy.com/myclass/89825 子育て→成年、未成年います

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  • 女性歯科医師がススメル「食育」

    噛むという視点の食育について。最近ちょっと気になっているのが歯並びや、かみ合わせが良くないお子さんが多いこと。子育て経験者として女性歯科医師としてコツコツ語ります。

最近の記事

  • 固定された記事

聞こえるんです・・・歯科ってどこに行けばいいですか? : その4

とあることに絶対的な自信がある。 日常から頭を解放させたり、静かにノートPCでファイル作成の仕事などをしたく、また、日々の運動不足解消も兼ねカフェ探索ぶらぶらとするが、 静かなカフェに巡り合えないのが現状。 街の気質と言うか、カフェは集いの場になっており、ワイワイ話すグループが多い! 大抵カフェでは2-3人ぐらいで集って談話している光景に出会う。 ほとんどそこでは日々の鬱憤を吐きだす会話がされている。 なので1人で仕事をする時は、係に案内されても2人組のそばの席には座ら

    • 歯と骨は似ているけど違う

      歯と骨は似ているなんて思ったことがない、というのが一般的な考え方でしょうか。 歯と骨、爪、毛髪は人間の身体の中で硬組織と呼ばれる仲間の部分になります。 その硬い部分で人間はとても助けられていることが多いものです。 身体の勉強をした経験がある方ならそれらは仲間であるという見方が出来ると思います。 けれども大きな違いは、骨は自然治癒することはあっても歯は自然治癒することはほとんど無いということです。 歯は骨と違い体外に飛び出ていますから、考えたらおかしなパーツですね。 ついでに

      • 子供の歯磨き

        子供の歯磨きマンガを見た。 子供の歯磨きはこのマンガの最後のほうが正解というか真理というか、もうそれに尽きる… 5/5の4コマ目。毎日毎日とにかく継続。 歯磨き以外の子育てにも子供が「やってくれるかやってくれないか」が多い時代。そうさせてしまってるのはダダをこねたり言うことを聞かない態度をとったら「やらなくていい」を作ってる側。この家族は楽しまそうと疲労していても親側の管理がちゃんと継続できている。 子育てでは洗髪も泣く日があったと思う。でもお風呂には毎日入れる努めを

        • 生え変わり、かみ合わせサポートを行っています

          子供さん達の生え変わり、かみ合わせがうまく行かない…という話はコロナ生活の前、5年ほど前からずっと言い続けていますが、予想した通りにコロナ生活で拍車がかかっています。 5年ほど前に健康咀嚼指導士の資格を取得し、なぜ生え変わりがうまくいかないのか、ではどうしたらいいのかを試行錯誤してきました。 矯正治療にならないで済むお子さんを増やしたいためです。 矯正治療が必要なお子さんももちろん多くいらっしゃいますが、 あと一歩早く来院頂いたら、 あのタイミングでこれが出来ていたのに… と

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        • 女性歯科医師がススメル「食育」
          6本
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        記事

          永久歯が生えない!

          「そろそろ生え変わっていいよね、周りのお友達は生え変わっているし…。」 と、お子さんの生え変わりの心配をしている保護者の方も多いことでしょう。 小学1年生で下の前歯と上下左右の一つ目の奥歯が、 小学3-4年生で犬歯とその後方の歯が、 小学5-6年生で最後方の二つ目の奥歯が生え始めてきます。 一つ目の奥歯、二つ目の奥歯は、お子さんのあごが幼児さんから大人のあごに近づくことで、勝手に生えてくるもので、その上に乳歯はありません。 歯に限らず、子供の成長にはそれぞれおよそ1-2

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          プラスカミカミ🐿️とプラスカルシウム🐟🥛

          プラスカミカミ🐿️とは? リスがよく噛んで食べるように、お口の中でよく噛んで食べる硬さのある食べ物をプラスして食べましょう! という意味です。 それはアゴの骨に信号を与え、アゴの骨と歯の卵を刺激し成長させるために大切な動作だと考えています。 プラスカルシウム🐟🥛とは? 1日に必要なカルシウム摂取量が現代では不足しています。 カルシウムは身体の骨やアゴの骨や歯を作るのに必要な栄養素です。精神の落ち着きにも必要だと言われています。 カルシウムはご存知の通り小魚や牛乳

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          歯の卵が育たない

          それらは具体的には3歳の奥歯ままランドセルを背負い4年間学校へ行く事態。6歳の奥歯のまま2年ほど中学へ通学し第二次性徴期を迎えようとする…というアンバランスです。 もっと詳しく言えば『子供達の歯の卵が育たない』ということが頻繁に見られるようになっている、です。乳歯にも永久歯にも見られています。 これは園や学校検診ではわかりません。昭和30-40年に必要だった学校検診の方式が今も脈々と続いています。それは虫歯が大量に見られ歯科医院も少なかった時代の流れです。 そのおかげもあり

          歯の卵が育たない

          歯が生えないなんてある?

          歯が生えないなんてことないと思うでしょう。2018年ごろから見られ、コロナ生活はそれに拍車をかける予感は的中しました。子供達に全身運動や顎の運動、発声が足りません。変なこと言うなと言われるかもしれませんがそう変なことなんです。これは。 歯が生えないということはどういうことか考えたことなんてないでしょう。 生え変わりにくいということはよく聞くことだと思いますが、それもおかしなことなんです実は。しかし歯が頭を出せば問題無い。けれども生えてこないのです。歯茎から出ない。歯の頭がチ

          歯が生えないなんてある?

          コロナ生活の子供の顎はロコモティブシンドローム&サルコペニア

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          子供の口が開かない!ロコモティブシンドローム&サルコペニア

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          ヴァイオレット・エヴァーガーデン

          昨日TVでヴァイオレット・エヴァーガーデンを観る。 以前からいろいろなところで噂を聞いていたので気になっていた。 人は日常以外の認めることができない大きな悲しみに遭った時、泣くことで認めるというそれさえしなくなり、涙を身体中に溜め込んでしまう。 何故だろう。 涙を流してしまえば今悲しみに遭っていることを認めることになってしまう。 悲しみに打ちひしがれている自分は否定していたい、そのように抱えきれない事象だからだろうか。 認めることができないほどの悲しみをなんとか認めな

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          おけいこや塾に行くように歯の生え変わりにサポートを受ける必要が出てきた時代です。

          親御さん達はお子さんにおけいこをさせたい希望があることが多いですよね。 それらには音楽をさせたい、絵を習いたいとお子さんの感性を育てるおけいこであったり、 なんだかいつも動いてばかりいるから運動が好きなのだろう…と武道や水泳、バレエ、ダンス、スポーツなどで身体を鍛えるものを選ぶこともあるでしょう。 +++ 8月、夏の全国高校野球選手権が始まります…。 +++ 3-4歳から小学受験を狙い知育塾や進学塾に通わせる方々も多いと思います。 小学中学年〜高学年からはおけいこも

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          手はかけずとも目をかける、という自立

          歯科医院に来院される皆さんを見ていて、 子育てにこれが正しい、という方法は無いような気がします。 みんな自分の子育てをやるしかない、という感じの方がしっくり来ます。 Aちゃんに合うことが、Bくんには合わないとか… 自身は子供を三人育て、末っ子の子育ても もうすぐ終わるところです。 しかしどの子にも同じような子育てはできませんでした。 ちなみに私は四角四面に同じように子供を調教し、これだったら子供は言うことを聞くようになる、勉強するようになる、というようなマニュアル子育

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          「子供は小さな大人ではない」と新たに思う

          大人と子供を大人と小人と表現したり、子供を小児と表現をすることがあります。 これだけでは大きな人間と小さな人間という、身体の大きさだけで区別されているに過ぎません。 逆に大人は成人と表現されます。 それを用いて子供を未成年と表現し、その成人である大人と区別する場合、「成人と未成年」という言葉で表現されますが、その時に子供=小人=小児は未成年である、つまり成人には未だ達していない人間であるという人間的未発達さの表し方はより明確になる気がします。 子供は未成年であり未だ人に成

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          境目が無い

          世の中から尊敬語や謙譲語が消えていく時代です。 この時代では謙虚であることや"臆する" 付き合い方をすることは自分を低く見せるということで、弱者とみなされてしまいます。 人よりも上にあること、自分の方がより生き生きといること、自己主張を存分に発揮することがどんな状況でも重要だとみなされることがほとんどです。  以前は、目上の人とか、ある事柄の先輩である相手に対して敬意を持っていました。 が今ではそういう考え方は大変少なくなってしまいました。 そういう謙虚さを持ち相手の

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          駄菓子屋のおばちゃんの地域の子育て

          「駄菓子屋のおばちゃん」的な歯科の在り方を目指しつつ仕事をしているのですが、 最近実感できることがいくつかあり、仕事中の癒しになっています。 駄菓子屋のおばちゃんと言っても現代っ子さんには通じないかもしれませんが、 昔は大抵駄菓子屋におばちゃんがいて、 駄菓子や当たりくじやスーパーボール、アイドルのカードなどを売っていました。 お店によっては優しいおばちゃん、怖い駄菓子屋のおばちゃんもいて、子供達はお店によって大人を見分けていました。 しかし今考えると怖いおばちゃんは

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