まったく新しい環境の中で新しい仕事が始まった。

いろんな人がいて面白いのはどこに行っても同じ。

出会いを良いものにするのも、そうでもないものにするのも自分自身なのはいつもいつでもどこに行っても同じ。

己の持っているものもって全力でぶつかって行って初めて足りないものや強みが分かる。

勿論のごとく皆自分より若い！　そんな中で無条件に同じ土俵で闘えるというのはとても面白味のあることだ。

自分より経験のある人は年齢がいくつでも先輩、同期と同志を確認して仲間意識が芽生える。

力仕事ではあるが最初からついていけるわけではない、やはり経験の差が如実に出て情けない思いをすることもあったが「絶対にできるようになる」という妙な自信だけはあった。

中には「おっさんには無理だ」というような態度の人もいたにはいたが、そういう時は己の成長にだけフォーカスしていれば野次馬は気になることはない。

しかし力仕事においてはこのゴツイ体格が良くも悪くもチカラを持つようで、作業が上手くいかなければ笑いの種に、時にこの仕事には向いてますよ！と話のきっかけになったり。

そんな中で二週目に入って新しく組むことになった社長とはいろんな話をすることができた。

見た目かなりの男っぷりの人で「かなり厳しく、言葉もキツイ人」と聞いていたが、他人の言うことは当てにしない主義なので、嫌みと嘘のない敬意を持って接し、仕事を全力でやっていれば相手が悪意を持たない限りは絶対に上手くいく！と信じて、日々の仕事を行っていたら、裏表のない本当に良い人だということがすぐに分かった。

話しをしていく中で社長が「マッチョになりたい、ごつくなりたい」という気持ちを持っていることが分かったので、それからは移動中に食事やサプリメントの摂りかたのアドバイスや、実際に移動中にどのようなものが食べやすいか考えて作ったメニューやプロテイン・ドリンク、アミノ酸ドリンクを渡したりした。

実際に一緒に仕事をしている期間中に、上腕二頭筋が大きくなったと奥さんが言ってくれたそうで二人で車の中で「もしかして？」と喜んだ(僕は心の中で確信していたけど！)。

出会いは仕事、でもお互いは人間。

共有する時間の中で、同じ人間であることを確認することができたなら、差別やいがみ合いは生じえない。

お互いの全く違うバックボーンや経験値を持ち寄ってキャッチボールをすれば楽しいに決まっている！

そして【成長】ってもんは楽しいの中でこそ最速で起こる。

それを邪魔するものは「思い込み」というストーンヘッドだ(いらねえ)。

今の世の中、ナチュラルでいることの方がアンナチュラルに映るが、そのやり取りの中で効率よく速く成長したい。

そして、そうして手に入れたものは、どんなことにも応用できる力を持っている。

ここで手に入れたものは、あちらでも、こちらでも使うことができる、そして語ることができる。

そんな素敵な出会いも4月で一区切りとなって、また新天地へと向かうことになった。

何ぶん急に決まったことで直接最後の挨拶もできなかったが電話で話して、今後があることをお互い確認できたと思ってる(んですけど)。

何より嬉しかったのは電話口で社長が「プロテインとEAAが今日届きました」と話してくれたこと。

あ～この人はやっぱり継続する人なんだと感じた気がしたから。

ありがとうございました、新しい場所でもまた全力で立ち向かいますって感じで！

この期間中は一世風靡セピアの【前略、道の上より】に力をいただいたんですよね。

素意や！　素意や！