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ChatGPT時代の文系AI人材になる【仕事が出来る人=AIを操れる人という新常識】

ChatGPT時代の文系AI人材になる」を読了したので読書レビューします。

✔️本書の概要について

この本では、ChatGPT時代に必要となる知識・スキルを体系立てて、「AIを操る7つのチカラ」として整理をしております。

この「AIを操る7つのチカラ」は、特定の専門職の方でなく、すべてのビジネスパーソンや学生の皆さまにぜひご習得いただきたいと思っています。この本を通して多くの方に、本格的なAI時代をしっかりと生き抜くヒントを提供できればと思います。

✔️僕の読書レビュー

仕事の生産性をあげるGPT活用術を網羅した教科書的な一冊です。

生成AIの凄さは実際に使いこんでみないと理解はできません。
なんとなく「ChatGPT」すごいよね。という空気感はあるものの、まだ、ほとんどの人たちが業務に応用しきれていないのではないかと感じています。

本書を読むことで、AIを使いこなす「指示する力=プロンプト力」「AIを使った企画力」「AIのマネジメント力」を学ぶことができます。

今後の、AI技術の進化が自分の仕事や生活に与える影響は計り知れませんが、本書の注目点を引用しつつ、更に書評していきます。

アメリカの労働人口の8割はGPT導入で仕事が減る

アメリカの研究によると、労働人口の約80%がGPTの導入によって少なくとも仕事の10%が影響を受け、19%は仕事の50%以上が影響を受ける可能性があると言われています。

2023年3月にペンシルバニア大学とオープンAIは共同研究の成果として大規模言語モデルの労働市場への影響に関する初期の考察と題するワーキングペーパーをリリースしましたが、このペーパーによるとアメリカの労働人口の約80%はGPTの導入によって少なくとも仕事の10%が影響を受ける可能性がある。

またアメリカの労働人口の約19%は仕事の50%以上が影響を受ける可能性があるとのことでした。

ChatGPT時代の文系AI人材になる

GPT時代においては、主に事務系のホワイトカラー職種がGPTの影響によって、仕事を失う可能性が高まってきています。

しかし、GPTの導入により、ルーティン業務の自動化が進むことで、多くのホワイトカラー労働者は、より創造的で戦略的な業務に時間を割くことができるようになるでしょう。

このことからも、AIを活用してうまく付き合っていける人は、人材として付加価値が高くなっていけるはずです。

これからの仕事がデキる人は「AIを操れる人」である

これまでは仕事がデキる人の概念といえば、仕事のスピードが速いとか、説得力のある資料が作れるとか、プレゼンテーション能力が高いなどがあげられるかと思います。

しかし、今後は「AIを操れる人」こそが、仕事がデキる人の象徴となっていくでしょう。

仕事が出来る人=「AIを操れる人」と再定義されかねないGPT時代において、新しいAI活用のキャリア、言い替えると「シン・AIキャリア」をぜひ磨いていただけたらと思っています。

ChatGPT時代の文系AI人材になる

GPTを活用することで、様々な専門分野の先生やコンサルタントを量産することが可能です。

例えば、歴史や英会話、スポーツ、法律など、GPTに役割を与えることで専門的なアドバイスを受けることができます。

これは新しいAI活用のキャリア。いわば「シン・AIキャリア」として注目されていくのではないでしょうか。

「自分の得意」を伸ばしつつ、AIで差別化を図る

そして、「AIを操る能力」もいずれは、数多くの人が習得していくことを考えると、そこにプラスして「自分の得意」を追求していく姿勢が大切になってきます。

本格AI社会において職を失わないためには、ただAIを操る力を身につけるだけでは不十分です。

さらに大切なことは「自分の得意」をしっかりと伸ばしていくことです。GPT時代のAIは一般的な業務だけでなく専門的な業務についても十分にこなす実力があります。

そのため、人と差をつけるためには、自分の得意を追求し、汎用的なAIでは再現できないようなレベルまでスキルを磨くことが重要です。

ChatGPT時代の文系AI人材になる

自分の得意としている業務領域でAIを活用して、どんなイノベーションを生むことにつなげていけるのか、この視点をもってAIを活用していくスキルを磨いていきべきだと言えるでしょう。

AIをパートナーとしてビジネスアイデアを量産する

ChatGPTを壁打ち相手として活用している人もいると思います。

ChatGPTに「あなたは事業戦略コンサルティングのプロ専門家」という肩書きを指示して、自社の事業モデル、事業課題などの情報を打ち込んでいくことで、今後の事業展開において、より具体性の高い壁打ちができるようになるはずです。

GPT時代のAIをパートナーとして従えることができれば、アイデアを100本なんなら1000本を考え出すほどもまったく苦ではなくなります。

解決したい課題さえ明確であれば、GPT時代のAIを使って適したアイデアを誰でも量産できます、これからの時代AIと共にアイデアを磨き、課題解決に取り組みましょう

ChatGPT時代の文系AI人材になる

生成AIだからこそ、必要な情報さえ集まれば、いくらでもアイデアを量産してくれます。

このようにAIを一人のパートナーとして、ビジネスアイデアを作るための壁打ちに活用すると言うのは非常に効果的ではないでしょうか。

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