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今日の気になる言葉123

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ぴったり123文字で、できる限り毎日更新を基本に当社WEBサイトで(前世紀末の11月より)継続中です。http://www.present-inc.com/           … もっと読む
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#仕事

「やりがいに正解はない。」

と (株)働きがいのある会社研究所・代表の荒川陽子氏(昨年の『ガイアの夜明け』)。「経営者は…

「またぁ?」

同じ質問をされた際のこの一言に苦言を呈した(一社) 日本メンタルアップ支援機構の大野萌子代表理事(先日の『誰かに話したかったこと。』)。「この前も言ったけど」と続けるのではなく、そうなってしまった原因を自省すべきと。私もそのときの伝え方を検証する。

幸せか何かなんて考えたこともない
と「すきやばし次郎」店主の小野二郎氏(先日の『日本経済新聞』朝刊)。小学1年で奉公に出され「飯食う所すらない」日々を重ねた小野氏は、だから「遊ぶより仕事、勉強」。地下鉄で通い酒を飲まず道楽をしない。そして「鮨が好きだから店に出ちゃう」、あっぱれ!

自分がこの世にいていいかどうか
を確かめに55歳で測量に出た伊能忠敬(先日の『yes!~明日への便り』)。母を失い父に裏切られ11歳で放浪に出た彼は僧に数学を習い、才を買われ17歳で伊能家の養子となり地元の明主となる。それでなお還暦前からの17年で日本地図を作り上げた魂に敬服。

「できるんです。」
約20年前にある若手政治家の演説用原稿を書いた。選挙事務所で取材した際「なぜ人に頼むのか」と疑問視したが知人の事務所関係者の独断だったか。街頭演説を聞いたが使われた言葉は冒頭の一語のみで逆に安心した。オバマの「Yes, we can」よりは前だった。

「電話が重い。」

とマンボウやしろ氏(先日の『Skyrocket Company』)。「仕事の中断がイヤ」なら時間をズラせばいいし、賢明な方は“1分を争う急用、無理な依頼、メールで伝え難い内容”は電話だ(または会う)。「電話にラインで返す」のが主流とは理解できない。

「オブジェ社員。」 とは、時間までいればいいと考えて仕事をしないオブジェと化した古参社員で「昔の部下に指示される筋合いはない」と反発する(先日の『日本経済新聞』朝刊)。定年延長で継続雇用された社員に関する調査から導かれたが、雇用延長の動きには人材育成の視点が欠ける。

「賢いと思っている人間。」

は人の意見を聞かない、と人材派遣会社社長(先週の『ドキュメント72時間』)。それと逆に多くが中卒・高卒で昔は不良や不登校、社会でも長続きしない若者に営業術を学ばせる「ヤンキー・インターン」が人気とか。賢いと思わず、ひたすら一人前を目指す姿に共感。

1週間に仕事をしましたか。

という問が国勢調査11番目にある。しなかった人以外の選択肢は「主に仕事/家事などのほか仕事/通学のかたわら仕事」だ。これは恐らくかつての夫、妻、子供を想定しているが「主に仕事」を選ぶ人は年代で分かれると思う。意外に夫_主に仕事が根強いのだろうか。

体は疲れるが心は疲れていない

と徹夜で朝5時に作品を完成させたフィギュア原型師・HYO氏(先週の『金曜日のソロたちへ』 )。究極の仕事観だが、私も30代前半、過労死で報じられるどの事例より遥かに多く深夜まで残業したがこの言葉と同じだった。好きな仕事は量多くとも労苦にはならない。

シャワーを浴びながら泣いた。

という経験を「サワコの朝」で小川彩佳、「プロフェッショナル 仕事の流儀」で田中みな実両氏が続けて吐露した。私は仕事で心が沈む事はあっても泣く事はなかったが、いま働く男女で同じ経験をしている数は以前より増えているのかと、この二人の偶然の一致に思った。

人の数だけ幸せってあるんだな。

と、ぺえ氏(先週の『金曜日のソロたちへ』)。シングルの一人暮らしの夜を本番組で観るとそんな思いを強くする。この日も「NARUTO」に憧れた米国人の忍者アクター、湿度をこまめにチェックするお天気キャスター、エアフルートで音を浮かべる作曲家など色々。

「毎日、毎日が工夫。」

木綿布団の角がぴんと張るほど綿を詰める「角作り」でシワが寄らない布団作りの技を究め続け、寝る人の自宅を訪ねて寝姿勢に合わせて綿を詰める新貝晃一郎氏(先日の『プロフェッショナル 仕事の流儀』)。日々の仕事で昨日と違う工夫をしているかと、自分に問うた。

小さな油田を掘り当てるのが得意 とミュージシャンからタレント(『タモリ倶楽部』電車クラブ・ゴールド会員)、ラジオDJ、執筆へと活躍の場を広げる自分を表現した土屋礼央氏(先日の『MOTIVE!!』)。副業が拡大するが、新たな職業を探す行為もこれに似るか。自分の「油田」を信じよう!