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あがり症の緩和

私があがり症を【緩和】した方法を記述します。
最初に効果があったことを結論として書きます。
 ・慣れ。とにかく数をこなす。(機会をもらってチャレンジ。苦しいが、こなすと楽になる。)
 ・準備に手を抜かない。(トークスクリプトを作り、何度も何度も頭に入れる。話すのが苦手なら資料に全部書いちゃう。(少し汚いが。))

以下は特に大人数の前の登壇に有効。
 ・立つのではなく座って話す。(足の震えがバレないように。)
 ・マイクは手に持つのではなく、ヘッドホンや、立ててもらう。(手の震えがバレないように。)
 ・途中から壇上にあがるのではなく、最初からあげてもらう。(状況に慣れるため。)
 ・手許にカンペを持たせてもらう。(飛んだときのために。)

学生時代から人前が苦手でした。度合いとしては重度だと思います。人前がいやで、スピーチや発表は逃げてきました。
そういったシチュエーションになると、声や手が震え、心臓がバクバクし、何がなんだかわからなくなるのです。特に自認もしてますが、周りからはそういったタイプに見えないので、あまりの焦りように驚かれるので本当にイヤでした。
一応、呼吸法だったり、薬など色々頼ったのですが、私はダメでした。
しかし仕事をすると逃げてばかりもいられず、「人前で話すのが得意そうだね」といわれて、作った資料の説明を求められます。新人の頃なので22歳頃だったと記憶していますが、初めてお客さんにシステムの説明をする機会がありました。
1週間くらい前から緊張で、寝る前には思い悩み、たった数ページのパワポに対する10分の説明なのですが、トークスクリプトを書き、すべて暗記し、個人的に何度も何度も練習しました。
それでも当日緊張して、手汗はびっしょり、心臓もバクバクで、記憶は飛び、結局カンペを全部呼んだだけでした。
素敵なお客さんで、余程緊張しているように見えたのか、「お疲れさま!」と水をくださったのを覚えています。

その後、仕事柄、人前で話すのは逃げられないのだと悟り(人前で話すのがイヤで転職も過りましたが続けました)、期間をおかず何度も何度も資料の説明の機会を上司にいただき、だんだん緊張が緩和しました。(場所やお客さんが変わると、また強い緊張状態を感じます。)
ちなみにお客さん前の緊張は、20代半ばくらいまでに、担当者レベルに対してはなくなっていきますが、20代後半になると管理職になり、相対するお客さんの年齢や役職もあがり、30代半ばの今でもまだ緊張することが多々あります。
また、30歳頃、一定緊張に慣れてきた頃に登壇の機会をいただくようになります。オンライン数千人の前や、数百人程度の前での登壇で、もちろん極めてあがるわけですが、それはまた別の話に。

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