売る気はあっても、買ってもらう気がない。〈マーケティング試行錯誤〉
とりあえず、はじめてみます。
とあるプロデュース会社で、店舗や商品、マーケティングのプロデュースを手がけています。
様々なプロジェクトに携わり、その体験を通して頭の中にある程度のノウハウや成功法則、失敗法則が溜まってきました。
今、それらが頭の中にぼんやり、ふわふわと浮いていて、全然整理されていない状態です。
だからなんだろうけど、最近、発する言葉のつたなさや浅さが、どうも気になってたんです。もっと上手に言えないのだろうか、もっとわかりやすく伝えられないだろうかと。
アウトプットすることで、考えや想い、ノウハウを整理することで、ぼく自身も次のステップへ進みたいなと。
ま、どうせならnoteでシェアしてみようという、ただただ自分のためだけに始めてみます。
プロデューサーってなに?
PRODUCEとは生産する、生み出すという意味があります。
つまりプロデューサーとは「新しいなにかを生み出す人」ってことです。
ぼくは「新しい価値を生み出す人」と定義しています。
「価値」とは、経済活動・文化活動において必要性があるものということです。
特にぼくの場合、経済活動が主になるので、お金を生み出すための新しい価値を生み出すことが仕事になります。
では、そうするためには何が必要か。
ぼくがいつも心がけていることは、
「関係者に誇りを持たせること」
「ファンを増やすこと」
この2つです。そのために必要な企業活動のすべてに関わります。
広告、販促はもちろん、社員教育、商品開発、売り場の整理、ブランディング活動、イベントなどなど。本当に幅広く、そして深く企業と関わっています。
マーケティングってなに?
広告業界でも「マーケティング」の定義って結構バラバラです。
市場調査のことや、ターゲットを絞ることだけではないです。それらは、マーケティングのほんの一部です。
「マーケティングって何?」って聞かれた場合は、こう応えます。
「何もしなくても“売ってください”と言わせる活動」
「買ってください」ではなく、「売ってください」です。
つまり、極端に言えば、広告や宣伝をしなくてもお客さんが「売ってください」と言ってくれる状態を、継続的に持続性を持ってつくることを目指すのが、マーケティングです。
例えば、エルメスのバーキン(100万以上もするかばんなのに、世界中で順番待ち)、身近に言えば、何十人と並んでいるラーメン店もお客さんが「売ってください」っていう状態です。
もちろん、まったく宣伝していないということはありませんが、必要最低限の投資で成功をしている事例です。
売る気はあるけど、買ってもらう気がない。
ぼくのところに相談がある企業さんは、なんらしか企業活動がうまく行っていない場合か、新しいことを始めたいから助けてほしいという場合がほとんどです。
ただ、結局のところ要点はこの2つです。
「商品やサービスが売れない」「もっと売れるようにしたい」
うまくいっていない場合、だいたいその原因は
「買ってもらう気がない」の1点に集約されます。
今までの広告を見せてもらったり、販売店舗に足を運んで現状を見たり、話を聞いたりしたときに、いつも思うのが「買ってもらう気がないなー」ということ。
「売ってくださいと言わせる視点や活動」が足りていないんですね。
商品の特徴だけを並べていたり、ただ商品を並べていたり。スタッフの商品説明が見たら分かるよ、知ってるよということだったり。。
「売ってください」と言われるために、何をするか、限りある資源をどう使うか。
ぼくが体験したノウハウや成功法則、失敗法則、そしてそれら沢山の引き出しが乱雑に詰まった、ぼくの頭の中を整理していきます。
主な題目としては、
・社員教育のこと
・広告、販促、宣伝のこと
・商品、サービス開発のこと
・ブランディングのこと
いつまで続くかな。。笑
より深い考察や経験したいので、ご意見やご感想、ご質問などありましたら、お気軽にコメントください!