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チキチキ!オスカー受賞大予想スペシャル2019!

こんにちは、淑江はるかです。
2月25日(日本時間)に、アメリカ・ロサンゼルスで開催されるアカデミー賞の授賞式まで、あと数時間となりました!

そこで、2018年にバーフバリ 王の凱旋を17回観た淑江はるかが、ざっくり予想!(たぶんバーフバリ王の凱旋以外で30~40の映画を観ました、すくな!)
そして発表後には答え合わせ及び採点などをしたいなぁ、と思っております。どれくらい当たるものかしら~。

作品賞ですらまだ日本で公開されてない映画もあって、気になっていたいくつかは死ぬほど試写会応募したけど当たらなかったものもありました。ですからそのへんはトレーラーと公式サイトを熟読し、前哨戦と言われるゴールデングローブ賞・ロサンゼルス映画批評家協会賞などの結果と、私の妄想を交えて予想します!

《予想のルール》
1.予想をするのは、作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・外国語映画賞・長編アニメ映画賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・歌曲賞の10部門です。
2.ノミネート作品・人名などを五十音順で一覧に並べ、本命には◎、対抗には○をつけていきたいと思います。
3.本命的中で10点、対抗的中で5点の合計100点満点になる予定です。

80点以上で大騒ぎしたいと思います!!
まあつまり競馬みたいな、データも多少はあるけど結局ヤマカンです。当たりまくってたら凄くない!?くらいの感じでお楽しみいただけたらと思います。

では早速、作品賞から

・アリー/ スター誕生
◎グリーンブック
・女王陛下のお気に入り
・バイス
・ブラック・クランズマン
・ブラックパンサー
〇ボヘミアン・ラプソディ
・ROMA/ローマ

コメント
私の気持ちはグリーンブック一択です。
人種や宗教、その他を理由にしたさまざまな差別と向き合うには、どうしたって《知る》ということから離れられません。そういった意味で、移民や同性愛などを描きながらも、素晴らしい音楽や愛情をぶちまけたボ・ラプを対抗としましたが、でもやっぱりグリーンブック!

次は監督賞!

・アダム・マッケイ(バイス)
◎アルフォンソ・キュアロン(ROMA/ローマ)
〇スパイク・リー(ブラック・クランズマン)
・パヴェル・パヴリコフスキ(COLD WAR/あの歌、2つの心)
・ヨルゴス・ランティモス(女王陛下のお気に入り)

コメント
ROMAに作品賞で触れなかったのは、外国語映画賞を取るであろう事と、ネットフリックス独占というストリーミングでの配給というのが、アカデミー賞にとって新しすぎるという印象があるからです。
けれど作品の圧倒的な美しさは監督への称賛がふさわしすぎる作品であることはまぎれもない事実です。

主演男優賞

・ウィレム・デフォー(永遠の門 ゴッホの見た未来)
・ヴィゴ・モーテンセン(グリーンブック)
〇クリスチャン・ベール(バイス)
・ブラッドリー・クーパー(アリー/スター誕生)
◎ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)

コメント
日本でも大人気になったボ・ラプが賞を取るとしたらここではないでしょうか。ラミ・マレックのフレディは決してルックスがめちゃくちゃ似ている訳ではなくて(似ているという観点ならブライアン・メイを演じたグウィリム・リーがマジで断トツっていうかたぶん本人だと思う)、ラミの憑りつかれたような鬼気迫る演技が、エイズに侵され人生の残り時間において留まることができない刹那的なフレディ像を作り出すことに成功した部分が大きいように思います。

主演女優賞

〇オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り)
◎グレン・クローズ(天才作家の妻 40年目の真実)
・メリッサ・マッカーシー(Can You Ever Forgive Me?(原題))
・ヤリーツァ・アパリシオ (ROMA/ローマ)
・レディー・ガガ(アリー/スター誕生)

コメント
めちゃ迷いました。ガガも最高ですしね。
前哨戦ではグレン・クローズが強いですよね……オリヴィア・コールマンの、クソババアなのにふとした瞬間可愛らしく見えたり、女に見える雰囲気作りは驚嘆ですが、うーーーーん!

外国語映画賞

・Capernaum(レバノン)
・Cold War(ポーランド)
・Never Look Away(ドイツ)
・万引き家族(日本)
◎ROMA/ローマ(メキシコ)

コメント
もうこれしか無いので単勝一点買いです。

長編アニメ映画賞

・犬ヶ島
・インクレディブル・ファミリー
〇シュガー・ラッシュ:オンライン
◎スパイダーマン:スパイダーバース
・未来のミライ

コメント
絶対これだから、はずれたらアベンジャーズ:エンドゲームは観にいきません。
絶対取るもん!!!!!!試写会外れてみてないけど、ヴェノムのエンディングでショートムービー見たときからもうたまらない。

助演男優賞

○アダム・ドライバー(ブラック・クランズマン)
・サム・エリオット(アリー/ スター誕生)
・サム・ロックウェル(バイス)
◎マハーシャラ・アリ(グリーン・ブック)
・リチャード・E・グラント(ある女流作家の罪と罰)

マハーシャラ・アリの笑顔をみて彼以外を選ぶ選択肢はありません。
でもアダム・ドライバーめちゃめちゃ好きなので(パターソンはいいぞぉ)、万が一とってくれても棚ぼたハッピーーー!!!!!

助演女優賞

◎エイミー・アダムス(バイス)
〇エマ・ストーン(女王陛下のお気に入り)
・マリーナ・デ・タビラ(ROMA/ ローマ)
・レイチェル・ワイズ(女王陛下のお気に入り)
・レジーナ・キング(ビール・ストリートの恋人たち)

女王陛下のお気に入り、主役級3人の演技が筆舌尽くしがたいものがあるんですよね。正直ストーリーラインについては思うところがあるのに、それでも最多ノミネートであることは、ここに由来する部分が多いと思うのです。
ただ助演には女王を固める2人がふたりともノミネートされているので、どちらか片方が、というのが想像しにくいのも事実。

脚本賞

・女王陛下のお気に入り
・魂のゆくえ
〇グリーン・ブック
◎ROMA/ ローマ
・バイス

もう一発くらいROMAが取りそうかな~。取るとしたらここかな~、ていう。

歌曲賞

・「オール・ザ・スターズ」(ブラックパンサー)
・「I’ll Fight(原題)」(RGB)
〇「幸せのありか」(メリー・ポピンズ・リターンズ)
◎「シャロウ」(アリー/ スター誕生)
・「When a Cowboy Trades His Spurs for Wings(原題)」(バスターのバラード)

コメント
ここはガガ様ですね。ステージでの歌唱も決まっていますし、彼女の歌声は本当にビリビリと響いてくるから素晴らしいですよね。日本ではこの映画、時期も悪くてあまり話題に乗ることがないように思いましたが、ガガ様の歌声はいつ何時も本物です。(でも私は映画自体もすき!ラストはボロボロ泣きました……)

予想はここまでです。
あぁもうこれを書いているときにも、刻一刻と発表の時が近づいています!
明日も普通に仕事なので、ちらちらドキドキしながら出社することになりそうですね……。
それから豪華プレゼンターも発表されていますので、そのあたりは後日ゆっくり見られるのが楽しみです!!クリス・エヴァ――――ンス!!!!

アカデミー賞は洋画が日本で流行るために、これ以上ないトロフィーだから

映画というのは能動的に観にいこうと思わなくては始まらないものですよね。チケット代を払って、2時間程度拘束されて。
私の中でのアカデミー賞作品賞は、ぶっちぎりにバジュランギおじさんと、小さな迷子なのだけど、でもいかんせん、この映画を人にすすめることの難しさを感じていて。(バジュランギについては過去の記事も読んでみてください!:https://note.mu/notahell/n/nb9ab776b5e1c)
思っている以上に映画を観るということは、《出来事》である人が少なくないのです。映画館久しぶりだな~なんて人も少なくない。

だからこそ分かりやすくて、名のある賞レースを勝ち取った作品であるということは、人に1800円を払わせるだけの力を持たせる事ができると思うのです。
そうなると、私はそんな、映画館が久しぶりのあなたに、せっかくですからその一本で何かを感じて、自分の生活やこころの栄養になるような一本に出逢ってほしいです。少しだけ自分自身を好きになれるような、隣の誰かに優しくしたいと思えるような映画が、その栄誉を手にしてほしいと思います。

とはいっても例年アカデミー賞さんとは意見のあわない私ですので、やっぱりかなり眉唾な仕上がりになってるような気しかしないけれど、

有言実行ですから

スパイダーバースが長編アニメをとらなかったら、アベンジャーズ・エンドゲームは映画館には観に行きません!!!!!!!!!!円盤発売まで一切!!!見ないんだから!!!!!(ほんとに……?)

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